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公開日: 2021/6/29(火)
更新日: 2023/3/27(月)

100人に1人が抱える、見えづらい困難――当事者が語る「吃音」のリアル(前編)

公開日: 2021/6/29(火)
更新日: 2023/3/27(月)
公開日: 2021/6/29(火)
更新日: 2023/3/27(月)

100人に1人が抱える、見えづらい困難――当事者が語る「吃音」のリアル(前編)

公開日: 2021/6/29(火)
更新日: 2023/3/27(月)

近年、さまざまなメディアで取り扱われることが多くなってきた「吃音」。

 

一方で、吃音のある人が生活上どのような困りごとを抱えているのか、周囲の人はどのようにコミュニケーションを取っていけば良いのかなど、広く社会に知られていないことはまだ多くある。

 

今回は吃音の当事者であり、専門家でもある耳鼻咽喉科医の菊池良和さんに、吃音の臨床的特徴や周囲の理解度など、吃音のある人を取り巻く状況について聞いた。
 

※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた2021/6/4のライブ勉強会「社会に見えづらい困難『吃音』に迫る」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。

 

<菊池良和さん>
九州大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科助教、医学博士。中学1年生のときに、「吃音の悩みから救われるためには、医者になるしかない」と思い、猛勉強の末、鹿児島ラ・サール高校卒業後、1999年九州大学医学部に入学。医師となり、研修医を2年間終えた後、2007年に九州大学耳鼻咽喉科に入局。2008年より九州大学大学院に進学し臨床神経生理学教室で、「脳磁図」を用いた吃音者の脳研究を行ない、今まで4度国内外での受賞をしている。現在、九州大学病院耳鼻咽喉科で吃音外来を担当。吃音の著書多数。年平均20回、全国各地の講演会に招待され、吃音の啓発に努めている。医師の立場で吃音の臨床、教育、研究を精力的に行なっている第一人者である。

100人に1人と、実は身近な存在

話し言葉が滑らかに出ない「発話障害」の一つである吃音。特徴的な症状としては、「か、か、からす」などの音の繰り返し(連発)、「かーーらす」といった引き伸ばし(伸発)、「・・・・からす」というように、はじめのことばがなかなか出ない(難発、阻止)の三つがある。

 

吃音は主に「発達性吃音」と「獲得性吃音」に分類され、9割は発達性吃音とされている。発達性吃音は2〜5歳の幼児期に発症することが多く、幼児期での発症率は約8%。国や言語による発症率の差はほとんどなく、成人では、吃音のある人は100人に1人の割合で存在すると言われている。

 

たとえば、2011年に第83回アカデミー賞で作品賞など4部門を受賞した映画「英国王のスピーチ」で描かれたジョージ6世をはじめ、ゴルフ選手のタイガー・ウッズ、日本の政治家・田中角栄など、吃音を持つ著名人も少なくない。アメリカのバイデン大統領も幼い頃から吃音で悩んだという。

 

当事者でもあり、現在は吃音の治療、啓発に携わる医師の菊池良和さんは「大人の吃音の場合には、引き伸ばしはほとんどなく、繰り返しと難発が主な症状です。意外かもしれませんが、吃音の人は言葉の8割ぐらいは流暢に話すことができます。残りの1〜2割の言葉を発するときに、ときどき詰まってしまうんです」と話す。

 

昔は吃音は子どものうちに治すものとされていたが、いまは「持って生まれた体質である」という考え方に変わってきている。

 

「幼児期のうちに自然に治ることが多いとされていますが、これをすれば治るという確立された治療方法はありません。親の育て方で治るというものでもないんですね」

 

(写真AC)

「吃音は治すべきもの」という誤解が生む苦しさ

成長するにつれて吃音が自然に治るというのは、どういうことなのか。

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子どもの発達障害、構造化マップを公開
2023年4月16日

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構造化。テーマは「子どもの発達障害」
2023年4月7日

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編集部メンバーの想いを公開しました
2023年3月26日

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「無戸籍」当事者の声を聞いてほしい。
2023年3月26日

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CONTENTS
intro
ホームレス
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若年介護
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奨学金
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産後うつ
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テロリスト・ギャングの社会復帰
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ソーシャルセクター
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地方創生
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家族のかたち
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66
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67
他者とのコミュニケーションを考える
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68
no.
69
地方創生
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70
no.
71
地方創生
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72
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非正規雇用と貧困
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74
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他者とのコミュニケーションを考える
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76
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77
家族のかたち
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78
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他者とのコミュニケーションを考える
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80
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83
就労支援
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動物との共生
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88
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89
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90
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91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
no.
95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
100
no.
101
温暖化対策
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102
no.
103
組織論
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104
no.
105
キャリア
no.
106
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107
復興
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108
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コミュニティナース
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110
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111
MaaS
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112
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113
地球温暖化
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セックスワーカー
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115
no.
116
感染症とワクチン
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118
大学生の貧困
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119
no.
120
温暖化対策
no.
121
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122
同性婚
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フェアトレード
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125
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129
感染症とワクチン
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130
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社会的養護
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135
認知症
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入管法
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138
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139
国際問題
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140
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141
コミュニティ
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142
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143
コミュニティ
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144
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145
コミュニティ
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146
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147
吃音
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148
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149
コンサル×社会課題解決
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151
いじめ
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子どもの居場所
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若年女性の生きづらさ
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190
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191
ゼブラ企業
no.
192
no.
193
多胎児家庭の困難
no.
194
no.
195
ソーシャルイノベーション
no.
196
no.
197
ジェンダー
no.
198
no.
199
毒親
no.
200
no.
201
葬儀
no.
202
no.
203
感染症とワクチン
no.
204
no.
205
子どもの安全
no.
206
no.
207
優生思想
no.
208
no.
209
感染症とワクチン
no.
210
no.
211
障害
no.
212
no.
213
水産資源
no.
214
no.
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教育格差
no.
216
no.
217
障害と性
no.
218
no.
219
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220
no.
221
シングルマザー
no.
222
no.
223
多文化共生
no.
224
no.
225
誹謗中傷
no.
226
no.
227
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no.
228
no.
229
不登校
no.
230
no.
231
政治
no.
232
no.
233
食料危機
no.
234
no.
235
お金と社会課題
no.
236
no.
237
震災
no.
238
no.
239
まちづくり
no.
240
no.
241
精子提供
no.
242
no.
243
選挙
no.
244
アロマンティンク・アセクシュアル
no.
245
クラウドファンディング
no.
246
レイシャルプロファイリング
no.
247
子育てと科学的根拠
no.
248
高齢者雇用
no.
249
介護
no.
250
no.
251