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公開日: 2021/4/22(木)

システムと常識を変えることが、最も重要な温暖化対策――地球温暖化解決のためのシステムチェンジの必要性とは(前編)

公開日: 2021/4/22(木)
公開日: 2021/4/22(木)

システムと常識を変えることが、最も重要な温暖化対策――地球温暖化解決のためのシステムチェンジの必要性とは(前編)

公開日: 2021/4/22(木)

地球温暖化対策のために私たちが取り組めることとして、たとえば節電やエコバッグの使用などが上げられる。しかしそれだけでは大幅なCO2削減につなげることはむずかしい、という現状もある。

 

「地球温暖化解決のためには個々人の努力よりも、従来のシステムとこれまでの常識を変えることが重要」だと考えるのは、国立環境研究所 地球システム領域で副領域長を務める江守正多さんだ。

 

今回は、江守さんとリディラバ代表の安部敏樹が対談を実施。前編では、環境問題におけるシステムや常識を変えていくことの重要性、若者の意識や取り組みの変化などについて語った。
 

※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた4/8のライブ勉強会「【リディ部環境会議vol.5】地球温暖化はシステムチェンジで解決する」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます

 

リディラバYouTubeでは、ライブ勉強会の様子を公開中!記事末尾よりご覧ください。

 

<江守正多さん>
1970年神奈川県生まれ。1997年に東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程にて博士号(学術)を取得後、国立環境研究所に入所。現在、地球システム領域で副領域長を務める。社会対話・協働推進オフィス(Twitter @taiwa_kankyo)代表。専門は地球温暖化の将来予測とリスク論。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次および第6次評価報告書 主執筆者。著書に「異常気象と人類の選択」「地球温暖化の予測は『正しい』か?」、共著書に「地球温暖化はどれくらい『怖い』か?」「温暖化論のホンネ」等。

エコな活動だけでは地球温暖化は解決しない

 安部敏樹  環境問題に高い関心のある人たちは、日常生活のなかで「環境によいことをしよう」という意識を持って行動していることも多いと思います。江守さんは、そういった行動は、実際に環境問題を解決するために役立っていると思いますか。

 

 江守正多  私たちが地球環境をよくするためにできることとして、たとえば「電気をこまめに消しましょう」「冷暖房の利用は控えめに」「排気ガスの出る車に乗らないようにすべき」などと言われていますよね。

 

もちろんこれらのことは無意味ではありませんし、多くの人に環境問題への関心を持ってもらうことは必要です。一方で、世の中の数%の人たちがそのような取り組みをしたからといって、実際にどれくらいCO2が減るのかという疑問はあります。

 

たとえ多くの国民が環境に配慮して生活したとしても、それだけでCO2の排出が大幅に減るわけではありません。

 

本当に必要なのは、国民一人ひとりがエコな取り組みをすること以上に、いまのシステム自体を変えること。わかりやすい例でいうと、エネルギーのつくりかたを変える。つまり、火力発電を太陽光発電や風力発電に置き換えていくといったことです。

 

そして、もうひとつ大切なのが「常識」を変えること。これまでは「エネルギーをつくるのにCO2が出るのは当たり前で仕方がないこと。だからがんばって減らしていこう」という考え方でした。それを「CO2を出さないのが当たり前」という認識に変えていくことも、今後重要になっていくと思います。

 


(pixabay)

レジ袋有料化は人々の意識を変えた

 安部  江守さんから見て、2020年7月からスタートした「レジ袋の有料化」という施策はいかがですか。批判もありましたが、僕としては有料化が始まったことも、これまでの常識が変わったきっかけのひとつかなと考えていて。自分自身のことでいえば「有料なら、わざわざ袋に入れてもらわなくていいかも」と思うようになりました。

 

 江守  まず、レジ袋の有料化は小泉進次郎環境大臣の思いつきで実現したような印象を持っている人もいるかもしれませんが、実は以前から長年議論されていたことだったんですね。現在検討されている、使い捨てフォーク・スプーンの有料化や代替素材への変更についても同様です。

 

これまで議論されてきたことが、小泉さんが環境大臣になったタイミングで社会実装することになっただけで、突然生まれたアイデアではないんです。

 

レジ袋やスプーンなども、有料化によって大幅にCO2が減るわけではありません。ただ、これまでの「使い捨て文化」が見直され、いらないものを大量に無料でもらうことが当然だった状態から、必要なぶんだけを買うのが当然という常識の変化になったと思っています。
 

 安部  プラスチックの原料である石油を使っている以上、消費量だけを減らしたところで、そこまで大きくCO2の排出量は変わらないということですよね。でも、国民一人ひとりに与えたインパクトは大きいと。
 

 江守  「燃やさない」「つくらない」ことはCO2を排出しないことになるので、方向性としてはもちろんプラスだと思います。

 

(写真AC)

「グレタ世代」の意識や行動の変化

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6月の構造化特集「地域医療」への思い
2023年6月9日

この投稿はリディラバジャーナル会員限定のFBグループ「リディラバジャーナル企画室」からの転載です。

******みなさん、こんにちは!担当した構造化特集「地域医療 超高齢化社会に必要な『撤退戦』」が本日より公開となりました!今日は特集内には書いていない、特集に込めた思いをご紹介させてください。

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子どもの発達障害、構造化マップを公開
2023年4月16日

※この投稿はリディラバジャーナルの会員限定FBグループ「リディラバジャーナル企画室」からの転載です。*****みなさん、こんにちは!!!リディラバジャーナルの井上です。

今週はとても嬉しいことがあったので、ご報告させてくださいm(_ _)m

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2023年3月26日

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2023年3月26日

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2〜3月は3年ぶりの構造化特集の復活ということで、「無戸籍」をテーマに構造化特集をお届けしてきました。

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CONTENTS
intro
ホームレス
no.
1
no.
2
若年介護
no.
3
no.
4
奨学金
no.
5
no.
6
差別
no.
7
no.
8
観光
no.
9
no.
10
子どもの臓器提供
no.
11
no.
12
都市とコロナ
no.
13
no.
14
ICT教育
no.
15
no.
16
産後うつ
no.
17
no.
18
宇宙
no.
19
no.
20
戦争
no.
21
no.
22
人工妊娠中絶
no.
23
no.
24
緊急避妊薬
no.
25
no.
26
テロリスト・ギャングの社会復帰
no.
27
no.
28
社会起業家
no.
29
no.
30
海上自衛隊
no.
31
no.
32
プロジェクト
no.
33
ソーシャルビジネス
no.
34
教員の多忙化
no.
35
no.
36
性的マイノリティ
no.
37
no.
38
出所者の社会復帰
no.
39
no.
40
ワクチン
no.
41
no.
42
薬物依存
no.
43
no.
44
性の悩み
no.
45
no.
46
リブランディング
no.
47
no.
48
少年犯罪
no.
49
no.
50
学校教育
no.
51
no.
52
LGBT
no.
53
no.
54
スロージャーナリズム
no.
55
no.
56
ソーシャルセクター
no.
57
no.
58
教育格差
no.
59
no.
60
メディア
no.
61
大人の学び
no.
62
no.
63
地方創生
no.
64
no.
65
家族のかたち
no.
66
no.
67
他者とのコミュニケーションを考える
no.
68
no.
69
地方創生
no.
70
no.
71
地方創生
no.
72
no.
73
非正規雇用と貧困
no.
74
no.
75
他者とのコミュニケーションを考える
no.
76
no.
77
家族のかたち
no.
78
no.
79
他者とのコミュニケーションを考える
no.
80
no.
81
地球温暖化対策
no.
82
no.
83
就労支援
no.
84
no.
85
1年の振り返り
no.
86
no.
87
動物との共生
no.
88
no.
89
行政のデジタル化
no.
90
no.
91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
no.
95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
98
no.
99
温暖化対策
no.
100
no.
101
組織論
no.
102
no.
103
キャリア
no.
104
no.
105
復興
no.
106
no.
107
コミュニティナース
no.
108
no.
109
MaaS
no.
110
no.
111
地球温暖化
no.
112
セックスワーカー
no.
113
no.
114
感染症とワクチン
no.
115
no.
116
大学生の貧困
no.
117
no.
118
温暖化対策
no.
119
no.
120
同性婚
no.
121
no.
122
フェアトレード
no.
123
no.
124
シェアハウス
no.
125
no.
126
飲食業
no.
127
感染症とワクチン
no.
128
no.
129
国際報道
no.
130
no.
131
社会的養護
no.
132
no.
133
認知症
no.
134
no.
135
入管法
no.
136
no.
137
国際問題
no.
138
no.
139
コミュニティ
no.
140
no.
141
コミュニティ
no.
142
no.
143
コミュニティ
no.
144
no.
145
吃音
no.
146
no.
147
コンサル×社会課題解決
no.
148
no.
149
いじめ
no.
150
no.
151
社会課題×事業
no.
152
no.
153
社会課題×映画
no.
154
no.
155
感染症とワクチン
no.
156
no.
157
社会教育士
no.
158
no.
159
山岳遭難
no.
160
no.
161
支援者支援
no.
162
no.
163
いじめ
no.
164
no.
165
ゲーム依存
no.
166
no.
167
トランスジェンダーとスポーツ
no.
168
no.
169
うつ病患者の家族
no.
170
no.
171
パラスポーツ
no.
172
no.
173
代替肉
no.
174
no.
175
弱いロボット
no.
176
no.
177
戦争継承
no.
178
no.
179
女性の社会参画
no.
180
no.
181
子どもの居場所
no.
182
no.
183
感染症とワクチン
no.
184
no.
185
デジタル社会
no.
186
no.
187
若年女性の生きづらさ
no.
188
no.
189
ゼブラ企業
no.
190
no.
191
多胎児家庭の困難
no.
192
no.
193
ソーシャルイノベーション
no.
194
no.
195
ジェンダー
no.
196
no.
197
毒親
no.
198
no.
199
葬儀
no.
200
no.
201
感染症とワクチン
no.
202
no.
203
子どもの安全
no.
204
no.
205
優生思想
no.
206
no.
207
感染症とワクチン
no.
208
no.
209
障害
no.
210
no.
211
水産資源
no.
212
no.
213
教育格差
no.
214
no.
215
障害と性
no.
216
no.
217
医療
no.
218
no.
219
シングルマザー
no.
220
no.
221
多文化共生
no.
222
no.
223
誹謗中傷
no.
224
no.
225
児童労働
no.
226
no.
227
不登校
no.
228
no.
229
政治
no.
230
no.
231
食料危機
no.
232
no.
233
お金と社会課題
no.
234
no.
235
震災
no.
236
no.
237
まちづくり
no.
238
no.
239
精子提供
no.
240
no.
241
選挙
no.
242
アロマンティンク・アセクシュアル
no.
243
クラウドファンディング
no.
244
レイシャルプロファイリング
no.
245
子育てと科学的根拠
no.
246
高齢者雇用
no.
247
介護
no.
248
no.
249