ジェンダーをオープンに語り合うために――「わきまえる」の背景にあるもの【後編】
ジェンダーをオープンに語り合うために――「わきまえる」の背景にあるもの【後編】
ジェンダー平等の実現はSDGs(持続可能な開発目標)にも掲げられている世界目標の一つだ。
しかし、札幌市男女共同参画センター職員である菅原亜都子さんによれば「ジェンダーの問題は声をあげにくいと感じている人が少なくない。口に出すことで意見が対立したり、批判の対象になることを恐れている人もいる」という。
後編では、菅原さんにジェンダーの話題が語られにくい理由と、その解決に向けた考えについて聞いた。
※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた2021/10/13のライブ勉強会「『わきまえる』の背景を考える〜ジェンダーを語ることの壁とは〜」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。
菅原亜都子さん(札幌市男女共同参画センター職員 / Cloudy事務局)
1979年生まれ。北海道大学教育学部に在籍中に「ジェンダー」に出会い、衝撃を受け、女子高校生へのインタビュー調査等を行う。2003年(公財)さっぽろ青少年女性活動協会に入職し、札幌市男女共同参画センターに配属。「北海道女性起業家支援ネットワーク事業」、「ガールズ相談」、「女性リーダー養成研修」、「札幌若年女性支援ネットワークCloudy」など、ジェンダー平等実現のための事業の企画、運営に関わる。
人生の中で内面化されていくジェンダー
社会の中には、男女の役割について固定的な観念を持つことを指す「ジェンダーバイアス」や、男性と女性がどうあるべき・どう行動すべきかといった考えを指す「ジェンダー規範」などが存在する。
そうしたジェンダーの問題が語られにくい理由について、菅原さんは次のように話す。
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日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。
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1月1日、能登半島地震が発生しました。亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われたすべての方にお見舞い申し上げます。
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続きをみるみなさんこんにちは、リディラバの鈴木です!今回は、リディラバジャーナルで公開中の構造化特集「地域医療」の冒頭をこちらのnoteでも公開します。何かあったら病院で治療が受けられる。私たちの「当たり前」を維持するために、様々な課題を抱えながら尽力する医療現場の姿を知ってもらえたら嬉しいです。
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******みなさん、こんにちは!担当した構造化特集「地域医療 超高齢化社会に必要な『撤退戦』」が本日より公開となりました!今日は特集内には書いていない、特集に込めた思いをご紹介させてください。
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今週はとても嬉しいことがあったので、ご報告させてくださいm(_ _)m
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早くも4月ですね。あっという間に過ぎ去る日々に「!?!?」という感じですが、今日も今日とて、リディラバジャーナルのご案内です。
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2〜3月は3年ぶりの構造化特集の復活ということで、「無戸籍」をテーマに構造化特集をお届けしてきました。
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