公開日: 2022/2/17(木)
「ジョブ型雇用」はシングルマザー以外にもメリットをもたらす――シングルマザーの貧困・労働問題の現状と課題(後編)
公開日: 2022/2/17(木)
公開日: 2022/2/17(木)
「ジョブ型雇用」はシングルマザー以外にもメリットをもたらす――シングルマザーの貧困・労働問題の現状と課題(後編)
公開日: 2022/2/17(木)
シングルマザーに対する就労支援制度はあるものの、資格取得の対象職種に偏りがあったり、人手不足の業界への支援に限られたりと、過去のキャリアを活かせるものにはなっていないのが現状だ。
従来の「メンバーシップ型」雇用ではなく「ジョブ型」雇用が導入されることで、経験を活かした再就職・転職がしやすくなり、働きやすくなるという考え方もある。
今回は、北海学園大学経済学部教授であり、書籍『シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか「働いても貧困」の現実と支援の課題』の著者である中囿桐代さんにインタビュー
後編では、シングルマザーのキャリア支援や日本特有のメンバーシップ型雇用の問題点、ジョブ型雇用の利点、シングルマザーが働きやすい社会のために必要なことなどを聞く。
※取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われたライブ勉強会「シングルマザー、『働いても貧困』はなぜか?〜メンバーシップ型雇用の構造的課題〜」で行われました。
中囿桐代さん(北海学園大学経済学部 教授)
1964年茨城県生まれ。1995年北海道大学大学院教育学研究科後期博士課程単位取得満期退学、2001年北海道大学博士号取得(教育学)。釧路公立大学経済学部教授を経て、2012年より現職。現在北海学園大学経済学部教授。『シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか「働いても貧困」の現実と支援の課題』を勁草書房より2021年に発刊。
1964年茨城県生まれ。1995年北海道大学大学院教育学研究科後期博士課程単位取得満期退学、2001年北海道大学博士号取得(教育学)。釧路公立大学経済学部教授を経て、2012年より現職。現在北海学園大学経済学部教授。『シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか「働いても貧困」の現実と支援の課題』を勁草書房より2021年に発刊。

(中囿さん)
過去のキャリアを活かせない支援制度
シングルマザーが安定した職に就くための支援制度はいくつかある。
そのひとつが「高等職業訓練促進給付金」。条件を満たすひとり親であれば月10万円の給付金が支給され、養成機関に通いながら、看護師、准看護師、介護福祉士、保育士など、就職に有利な国家資格等の取得を目指せる制度だ。
2021年度に限ってはシスコシステムズ認定資格、LPI認定資格など、デジタル分野の民間資格の取得も目指せる。
シングルマザーが安定した職に就くための方法として、資格獲得の支援は一見メリットが大きく見える。しかし、課題もあると中囿さんは考える。
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