リゾート開発よりも地域の個性――世界が注目する「美の町」から考えるまちづくり(前編)
リゾート開発よりも地域の個性――世界が注目する「美の町」から考えるまちづくり(前編)
神奈川県真鶴(まなづる)町。
人口は7000人に満たず、高齢化率は神奈川県で最も高い。日本のほとんどの地域がそうであるように、人口減と高齢化に直面する真鶴町には、ある大きな特徴がある。
(「美の基準」真鶴町HPより)
『美の基準デザインコード』
これは真鶴町が1993年に制定し、翌年94年に施行された「まちづくり条例」、通称「美の条例」で定められたデザインコードである。
独自の基準で町の景観を規定し、美しい町を維持・促進していくこの取り組みは「ちいさな町の大きな挑戦」として、国内外から数多くの注目を受け、2005年には一般市町村として全国初の「景観行政団体」となった。
また、先進的な都市作りに取り組む地域が世界中から招聘される「世界デザイン都市サミット」にも招待されるなど、まちづくりの成功事例として語られることも多い。
今回は、この「美の基準」に魅了されて真鶴町に入庁し、町のまちづくり政策を長年推進してきた卜部直也(うらべ なおや)課長補佐にインタビュー。
前編では、真鶴が注目を受けるきっかけとなった「美の基準」とは何か、なぜ真鶴は独自にまちづくりの基準を作る必要があったのか、その背景に迫る。
※取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われたライブ勉強会「対話をあきらめない町づくり〜『美の基準』の真鶴町に学ぶ地方創生〜」で行われました。
学生時代に美の条例に出会い真鶴町の生き方に惹かれ、2000年に真鶴町に移住、町役場に入庁。都市計画課・まちづくり課にて美の条例の運用を10年間担当。企画調整課等を経て現在政策推進課にて地方創生や移住推進(サテライトオフィス誘致やシェアリングエコノミー、関係人口創出等)、公民連携プロジェクト(CSR・企業連携や町民事業支援)、空き家バンク、オープンイノベーションによる公園づくり等を推進。真鶴町民としても小さな港町の暮らしを満喫中。
フェリス女学院大学非常勤講師(2021~)、東京富士大学客員教授(2018・2019)、千葉大学非常勤講師(2011)、芸術学舎非常勤講師(2017~)。著書に『生活景』共著 日本建築学会編集(学芸出版)等。
(卜部直也さん)
リゾート法から町を守る
「美の基準」が生まれるまで
今でこそ、「まちづくり」という言葉は頻繁に耳にするようになったが、真鶴町が「美の基準」を制定したのは1993年。
「美の基準」が生まれてきた背景を、卜部さんは次のように語る。
「1980年代後半、中曽根内閣がいわゆる『リゾート法』を施行して、日本全国をリゾート地にしようという流れができました。
真鶴でも、1棟マンション開発を許可したところ、一室3000万円ほどの住戸が即日で完売、さらにその後4000万円ほどで取引されるなど、投機目的での需要が高まりました」
真鶴町は東京から約90分とアクセスも良好で、熱海・小田原・湯河原・箱根と周囲を有名な観光地に囲まれており、リゾート開発の波が一気に押し寄せてきたという。
「当時は本当に凄まじい状況で。
開発を望む業者が役場前に黒塗りの車で乗りつけて、一日中役場の職員を恫喝する。町民は怖くて役場に近づけない、という状態で、漫画の世界のようだったと聞いています」
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