更新日: 2023/3/27(月)
接種率回復はどれだけのインパクトを与えるのか――手を洗う救急医Takaさんが教える「HPVワクチンのこれまでと今」【医療ゼミ#7後編】
更新日: 2023/3/27(月)

更新日: 2023/3/27(月)
接種率回復はどれだけのインパクトを与えるのか――手を洗う救急医Takaさんが教える「HPVワクチンのこれまでと今」【医療ゼミ#7後編】
更新日: 2023/3/27(月)
HPVワクチンは、子宮頸がんを引き起こすHPV感染を防ぐワクチンだ。日本では、年間約3000人もの命が子宮頸がんによって失われているが、公的接種におけるHPVワクチン接種率は、一時期1%未満にまで落ち込んでいた。現在では少しずつ接種率が回復してきているものの、接種率が低かった世代では、今後どのような影響があるのだろうか。
「医療情報の発信力を身につける」医療ゼミ7回目となる今回は、「HPVワクチンのこれまでと今」に注目した。後編では、HPVワクチンの最新のエビデンスを読み解くとともに、HPVワクチンの安全性や定期接種の積極的勧奨差し控えの影響について、ワクチン事情に詳しい木下喬弘医師が解説する。
※取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われたライブ勉強会「【リディ部×手を洗う救急医Taka 特別ゼミ第7回】」で行われました。本記事の内容は2021年10月27日時点の知見に基づいています。
2010年阪大医学部卒。大阪急性期・総合医療センターで初期研修、12年同救急診療科に入職。19年にフルブライト奨学生として、ハーバード大公衆衛生大学院に留学。20年HPVワクチン接種率向上への取り組みで同大大学院の卒業賞Gareth M. Green Awardを受賞。8月28日にHPVワクチンのsocial marketingを行うために一般社団法人「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」を共同設立し、現在副代表。科学に基づいた医療情報の提供を心掛け、Twitter(@mph_for_doctors)でも情報発信中。
(木下喬弘医師)
安全性を示すデータはすでに揃っている
前編では、信頼度の高い様々な研究結果を用いながらHPVワクチンの有効性について明らかにした。
しかし、ワクチンの有効性が示されていても、副反応などの安全性については別問題である。現在、HPVワクチンの安全性についてはどのように考えたらよいのだろうか。木下医師は次のように話す。
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今週はとても嬉しいことがあったので、ご報告させてくださいm(_ _)m
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早くも4月ですね。あっという間に過ぎ去る日々に「!?!?」という感じですが、今日も今日とて、リディラバジャーナルのご案内です。
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編集部の井上です。今日は、
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2〜3月は3年ぶりの構造化特集の復活ということで、「無戸籍」をテーマに構造化特集をお届けしてきました。
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