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構造化特集
被災地とボランティア 第1回
公開日: 2018/3/28(水)

東日本大震災、被災地に行くのは迷惑だった?

公開日: 2018/3/28(水)
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公開日: 2018/3/28(水)

東日本大震災、被災地に行くのは迷惑だった?

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構造化の視点

被災地では、災害発生直後だけではなく、復興段階において

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被災地では、災害発生直後だけではなく、復興段階においても多くの人々が関わる必要があります。そして、初期段階でのボランティアとしてのかかわりが継続的な地域へのかかわりにつながります。本特集ではそうした復興段階を踏まえた上でのボランティアの初動という観点から、東日本大震災を振り返ります。

被災地では、災害発生直後だけではなく、復興段階においても多くの人々が関わる必要があります。そして、初期段階でのボランティアとしてのかかわりが継続的な地域へのかかわりにつながります。本特集ではそうした復興段階を踏まえた上でのボランティアの初動という観点から、東日本大震災を振り返ります。

被災地では、災害発生直後だけではなく、復興段階においても多くの人々が関わる必要があります。そして、初期段階でのボランティアとしてのかかわりが継続的な地域へのかかわりにつながります。本特集ではそうした復興段階を踏まえた上でのボランティアの初動という観点から、東日本大震災を振り返ります。


オーディオブック(ベータ版)

「ボランティアは時期尚早だ」「大学生は募金、献血、節電だけで十分だから余計なことはするな」――。

 

7年前の東日本大震災発生直後、「何かしたい」という思いを持って被災地へ向かうボランティアに対して、批判的な言葉が投げかけられた。

 

食料品などをきちんと準備をせずに被災地に負担をかけるボランティアに対する批判もあれば、被災地に行くことをやみくもに批判する声もあった。

 

こうした批判に萎縮して行動できなかった人もいたはずだが、では「何かしたい」と思った人は、どうすればよかったのか。

 

当時、被災地支援を行うために発足した学生団体、NPO法人SET(岩手県)も批判対象の一つだった。SET代表の三井俊介さんは語る。

 

「僕らは、3月13日にSETという団体を立ち上げました。とにかくできることをやろうぜ、と思っていて。『大学生は募金、献血、節電だけやっていればいいから、余計なことはするな』みたいな風潮があったので、いろいろと叩かれたのですが『いやいやもっとできることあるでしょ』と、まずは団体を立ち上げたんです」

 

三井さん(写真前列中央の青いTシャツの男性)と2011年当時ボランティアに携わっていたメンバーたち(三井俊介さん 提供)。

 

今回の記事では、三井さんたちのように被災地に足を運んだ災害ボランティアの意義と、初動でより多くの人を巻き込むために必要なことを考える。  

 

被災地支援を行うボランティアの数と関わり方を表した図。今回の記事は、震災直後のボランティアの巻き込みにフォーカスします。

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リディラバジャーナル編集部。「社会課題を、みんなのものに」をスローガンに、2018年からリディラバジャーナルを運営。
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CONTENTS
intro
ボランティアの巻き込み
no.
1
no.
2
ボランティア活動の開始
no.
3
ボランティアの継続
no.
4
新たに人を呼び込むための情報発信・口コミ
no.
5
地域との長期的な関与
no.
6
安部コラム
no.
7