東日本大震災、被災地に行くのは迷惑だった? | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
被災地とボランティア:なぜ僕たちは被災地支援に行けなかったのか
第一回

東日本大震災、被災地に行くのは迷惑だった?

「ボランティアは時期尚早だ」「大学生は募金、献血、節電だけで十分だから余計なことはするな」――。

 

7年前の東日本大震災発生直後、「何かしたい」という思いを持って被災地へ向かうボランティアに対して、批判的な言葉が投げかけられた。

 

食料品などをきちんと準備をせずに被災地に負担をかけるボランティアに対する批判もあれば、被災地に行くことをやみくもに批判する声もあった。

 

こうした批判に萎縮して行動できなかった人もいたはずだが、では「何かしたい」と思った人は、どうすればよかったのか。

 

当時、被災地支援を行うために発足した学生団体、NPO法人SET(岩手県)も批判対象の一つだった。SET代表の三井俊介さんは語る。

 

「僕らは、3月13日にSETという団体を立ち上げました。とにかくできることをやろうぜ、と思っていて。『大学生は募金、献血、節電だけやっていればいいから、余計なことはするな』みたいな風潮があったので、いろいろと叩かれたのですが『いやいやもっとできることあるでしょ』と、まずは団体を立ち上げたんです」

 

三井さん(写真前列中央の青いTシャツの男性)と2011年当時ボランティアに携わっていたメンバーたち(三井俊介さん 提供)。

 

今回の記事では、三井さんたちのように被災地に足を運んだ災害ボランティアの意義と、初動でより多くの人を巻き込むために必要なことを考える。  

 

被災地支援を行うボランティアの数と関わり方を表した図。今回の記事は、震災直後のボランティアの巻き込みにフォーカスします。

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被災地とボランティア
全7回
1-1.東日本大震災、被災地に行くのは迷惑だった?