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    • 特集「子どもの体験格差」第2回を公開 体験が育む「自立するための力」

      構造化特集「子どもの体験格差」第2回を公開しました。自立するためにはどんな力が必要なのか。それはどんな体験を通して育まれるのか。自立と能力、それらと体験との関係性について明らかにする記事です。さらに、いま注目されている「非認知能力」についても解き明かします。記事はこちらから。

      2026/7/10(金)
    • 特集「子どもの体験格差」第1回を公開 成長からひもとく体験の重要性

      構造化特集「子どもの体験格差」第1回を公開しました。体験を通して人やものと関わることで、子どもたちは知識や知性、感性を育んでいきます。研究者の知見や現場の様子などを手がかりに、体験が成長に寄与する理由やそのメカニズムを明らかにします。記事はこちらから。

      2026/7/8(水)
    • 構造化特集「子どもの体験格差」始まりました!

      「体験格差~どこに格差があるのか――。“自立の問題”として捉え直す子どもの体験」を公開!地縁の減少や自治体の財政難などによって、子どもを取り巻く環境は大きく変化し、体験機会はハード・ソフトの両面で減少しています。子どもの体験機会が減少し、成長や自立に影響してしまう社会の構造とは。記事はこちらから。

      2026/7/8(水)
    • 特集「外国人の健康」第7回を公開 医療アクセス困難解消の取り組みが進みづらい背景

      構造化特集「外国人の健康」第7回を公開しました。国や自治体が取り組みを進める一方で、いまだ支援体制は地域によって差があります。在住外国人が医療につながれるかは、暮らす場所に左右されている。その実態と背景に迫ります。記事はこちらから。

      2026/6/29(月)
構造化特集
学齢期の発達障害 第4回
公開日: 2023/4/4(火)

組織的対応が十分に機能しない。子どもの発達障害に向き合う学校

公開日: 2023/4/4(火)
構造化特集
学齢期の発達障害 第4回
公開日: 2023/4/4(火)

組織的対応が十分に機能しない。子どもの発達障害に向き合う学校

公開日: 2023/4/4(火)
構造化の視点

本人を取り巻く環境によって、困りごとの顕在化・深刻化が

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本人を取り巻く環境によって、困りごとの顕在化・深刻化が左右される発達障害。いま小中学校の通常学級では、発達障害やそれらに近い特性のある子どもの困りごとが見過ごされ、挫折経験をしている現状がある。学校、家庭、医療・福祉の視点から、子どもが困難を抱える構造に迫る。

本人を取り巻く環境によって、困りごとの顕在化・深刻化が左右される発達障害。いま小中学校の通常学級では、発達障害やそれらに近い特性のある子どもの困りごとが見過ごされ、挫折経験をしている現状がある。学校、家庭、医療・福祉の視点から、子どもが困難を抱える構造に迫る。

本人を取り巻く環境によって、困りごとの顕在化・深刻化が左右される発達障害。いま小中学校の通常学級では、発達障害やそれらに近い特性のある子どもの困りごとが見過ごされ、挫折経験をしている現状がある。学校、家庭、医療・福祉の視点から、子どもが困難を抱える構造に迫る。


オーディオブック(ベータ版)

リディラバジャーナル構造化特集「学齢期の発達障害」。


第4回となる本記事では、子どもの困難に対応できない学校現場(2章)として、通常学級に在籍する発達障害やそれらに近い特性のある子どもの困りごとに、学校が組織として対応できない構造を解説する。

 


前回の記事で触れた通り、教員の多忙化は深刻な状況にある。発達障害やそれらに近い特性のある子どもに早期に気づき対応するには、学校の組織的対応が必要不可欠だ。

 

しかし、対応の仕組みはあっても十分に機能していない現状がある。

 

「教員に子どもの特性や困りごとを伝えても『わかりました』で終わってしまうケースがある」(保護者グループのスタッフ・島田さん)

 

「特別支援教育コーディネーターに指名されても、役割を果たせず1年が過ぎてしまう例もある」(特別支援教室の担任・高松さん)

 

学校の組織的対応が機能しないのはなぜか。背景にある課題や、実効性ある支援を阻む構造を見ていく。

校内委員会で「要支援」と認識されない。連携の“網”にかからない現状

学校の組織的対応とは、どのような形が求められているのか。 

 

全国のさまざまな学校現場を見てきた、前文部科学省特別支援教育調査官・現兵庫県立山の学校校長である田中裕一さんに聞いた。

 

田中裕一(たなか・ゆういち)
前文部科学省特別支援教育調査官。1970年生まれ。兵庫県教育大学大学院特別支援教育コーディネーターコース修了。企業の社会人野球チームに所属した後、兵庫県内の知的障害者施設、県立特別支援学校(知的障害)、県教育委員会事務局特別支援教育課に勤務。2014年から文部科学省に勤務。文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官。2020年に兵庫県教育委員会事務局特別支援教育課副課長となり、現在は兵庫県立山の学校校長。

 

「子どもの特性や困りごとがいつ、どこであらわれるかはそれぞれです。早期に気づいて対応するためには、校内の教員同士はもちろん、学校・家庭・福祉など、子どもを取り巻く関係者が日頃から情報を共有しておくことが重要です。

 

困りごとが顕在化する前から、子どもについて気になる点があったら、先生と保護者で共有する。その情報をもとに、先生はスクールカウンセラーなどの専門家と一緒に、情報を分析して手立てを考える。

 

関係者の手助けを受けたり、自分で試行錯誤する中で、先生の専門性も向上していきます」

 

こういった組織的対応や校内外の連携の要となるのが、校内委員会だ。校内委員会は文科省により設置が求められており、「平成30年度 特別支援教育に関する調査結果」によれば、ほぼすべての小中学校で設置されている。

 

学校により異なるが、委員会は校長、教頭、特別支援学級担任などで構成され、困難を示す子どもを早期に把握、対応することが役割となる。

 

子どもたちを支援するためのインフラとも言える組織だが、令和4年の文科省調査からは校内委員会が十分に機能していない現状が明らかになっている。

 

通常学級の学習面または行動面で著しい困難を示す子ども8.8%に対する支援状況では「校内委員会において、特別な教育的支援が必要と判断されていない」が約7割

 

文部科学省初等中等教育局特別支援教育課の課長を務めた山田泰造さんは、校内委員会の現状についてこう話す。

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リディラバジャーナル編集部。「社会課題を、みんなのものに」をスローガンに、2018年からリディラバジャーナルを運営。
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リディラバジャーナル編集部
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「スイカは赤い」ことを知らない14歳。お金のかかる旅行だけじゃない、本当の「体験格差」の中身とは?【ニュースに潜む社会課題をキャッチ!】
2026年7月10日

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夏休み、SNSの向こうで。       「自画撮り被害」を自己責任で終わらせないために
2026年7月10日

こんにちはリディラバジャーナルです。もうすぐ、子どもたちの夏休みが始まります。いまや子どもたちの居場所は、公園や図書館だけではありません。SNSやオンラインゲームを通じて、友達と話したり、学校や家庭とは異なるつながりを得たりする機会も増えています。SNSやゲームそのものが悪いわけではありません。好きなものでつながれる相手に出会えたり、学校や家庭とは違う関係に救われたりすることもあります。ただ、そのつながりが、思わぬ被害の入り口になってしまうこともあります。警察庁の統計では、SNSをきっかけとする性被害は高い水準で推移し、とりわけ小学生の被害は近年増加しています(※1)。

知らない人とやり取りしなければ、防げるのではないか?」「自分で撮って送ったなら、本人にも責任があるのではないか?」そう感じる人もいるかもしれません。ただ、自画撮り被害の背景には、相手が時間をかけて関係を築き、子どもを断りにくい状況へ追い込んでいく過程があること。そして被害に遭った子どもが、「怒られる」「責められる」と感じて、誰にも言い出せなくなっていくことがあります。この記事では、自画撮り被害を子どもの不注意や自己責任だけで捉えず、その手前で何が起きているのか、そして被害を防ぐために周囲や社会に何ができるのかを考えていきます。

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多言語対応の医療機器はなぜ必要?「日本語が話せる」だけでは越えられない受診の壁【ニュースに潜む社会課題をキャッチ!】
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CONTENTS
intro
居場所なき子どもたち
no.
1
no.
2
子どもの困難に対応できない学校現場
no.
3
no.
4
子どもの挫折に苦慮する保護者たち
no.
5
子どもを取り巻く専門家の苦悩
no.
6
社会に出て抱える困難
no.
7