健康管理は自己責任? 社会問題として考える「貧血」
健康管理は自己責任? 社会問題として考える「貧血」
世界で20億人に上ると見られている、貧血患者。栄養状態の十分でない発展途上国を中心とした問題だが、日本でも、健康な女性の2割以上が貧血という調査結果が公表されている。
健康管理は自己責任──。そうした風潮もある中、貧血について社会でもっと考えるべきだと訴える、ナビタスクリニック内科医の山本佳奈さんに話を聞いた。
女性の2割以上が貧血というデータ
2006年、虎ノ門病院血液科の久住英二医師らが発表した、貧血に関する調査があります。
健康な日本人女性約1万3000人を対象に行なったこの調査によると、50歳未満の22.3%が貧血で、そのうち25.5%、つまり全体の5.6%は重度の貧血でした。
私も2016〜17年に、中国・上海と日本・東京で、20〜44歳の女性を対象に貧血について調査しました。

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
続きをみるこんにちはリディラバジャーナルです。もうすぐ、子どもたちの夏休みが始まります。いまや子どもたちの居場所は、公園や図書館だけではありません。SNSやオンラインゲームを通じて、友達と話したり、学校や家庭とは異なるつながりを得たりする機会も増えています。SNSやゲームそのものが悪いわけではありません。好きなものでつながれる相手に出会えたり、学校や家庭とは違う関係に救われたりすることもあります。ただ、そのつながりが、思わぬ被害の入り口になってしまうこともあります。警察庁の統計では、SNSをきっかけとする性被害は高い水準で推移し、とりわけ小学生の被害は近年増加しています(※1)。
「知らない人とやり取りしなければ、防げるのではないか?」「自分で撮って送ったなら、本人にも責任があるのではないか?」そう感じる人もいるかもしれません。ただ、自画撮り被害の背景には、相手が時間をかけて関係を築き、子どもを断りにくい状況へ追い込んでいく過程があること。そして被害に遭った子どもが、「怒られる」「責められる」と感じて、誰にも言い出せなくなっていくことがあります。この記事では、自画撮り被害を子どもの不注意や自己責任だけで捉えず、その手前で何が起きているのか、そして被害を防ぐために周囲や社会に何ができるのかを考えていきます。
続きをみる