コロナショックとHIV(後編)――感染を「自己責任」にしない社会へ
コロナショックとHIV(後編)――感染を「自己責任」にしない社会へ
新型コロナウイルスは、私たちの生活や意識を大きく変えた。日本でも感染者は減少傾向にあるが、これからは感染症と共に暮らしていく生活が待っている。
私たちはこれから、新型コロナという感染症とどう付き合って暮らしていくべきなのか。
HIV陽性者やその家族などの相談・支援、予防啓発活動に取り組む認定NPO法人ぷれいす東京代表の生島嗣(ゆずる)さんに聞いた。生島さんは、HIVやエイズに限らず、性感染症やセクシャルヘルスなどの研究や、LGBT支援の取り組みも実施している。
※本記事は5月18日に取材した時点の話にもとづいています。
感染者が責められない環境づくりが必要

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
続きをみるこんにちはリディラバジャーナルです。もうすぐ、子どもたちの夏休みが始まります。いまや子どもたちの居場所は、公園や図書館だけではありません。SNSやオンラインゲームを通じて、友達と話したり、学校や家庭とは異なるつながりを得たりする機会も増えています。SNSやゲームそのものが悪いわけではありません。好きなものでつながれる相手に出会えたり、学校や家庭とは違う関係に救われたりすることもあります。ただ、そのつながりが、思わぬ被害の入り口になってしまうこともあります。警察庁の統計では、SNSをきっかけとする性被害は高い水準で推移し、とりわけ小学生の被害は近年増加しています(※1)。
「知らない人とやり取りしなければ、防げるのではないか?」「自分で撮って送ったなら、本人にも責任があるのではないか?」そう感じる人もいるかもしれません。ただ、自画撮り被害の背景には、相手が時間をかけて関係を築き、子どもを断りにくい状況へ追い込んでいく過程があること。そして被害に遭った子どもが、「怒られる」「責められる」と感じて、誰にも言い出せなくなっていくことがあります。この記事では、自画撮り被害を子どもの不注意や自己責任だけで捉えず、その手前で何が起きているのか、そして被害を防ぐために周囲や社会に何ができるのかを考えていきます。
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