プライバシーに臆せず、傾聴することが最初の一歩――家族の問題に、私たちは何ができるのか(後編)
プライバシーに臆せず、傾聴することが最初の一歩――家族の問題に、私たちは何ができるのか(後編)
近年、家族間の問題を原因とする悲しい事件が多発している。人と人とのつながりが希薄になり、プライバシーにも敏感になっている現代で、家族の問題を深刻化させる前に、私たちにはどのようなサポートができるのか。
※本記事は、「リディフェス2020」で9/26に行われたトークセッション「家族のプライバシーと共助・公助の境目 学校・行政・職場は家族の問題をどうしたらいい?」の内容をもとに記事化した後編です。
知っている人が増えれば、助け合える環境ができていく
根本真紀さん 栗林さんに質問が来ています。「地域でつながり、支援する人を増やすにはどうしたらいいのでしょうか。支援する人の負担が大きいのではないかと思うのですが」と。支援をしようと思ってしまうと、しんどいと感じてしまうこともあるのかもしれませんね。

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
続きをみるこんにちはリディラバジャーナルです。もうすぐ、子どもたちの夏休みが始まります。いまや子どもたちの居場所は、公園や図書館だけではありません。SNSやオンラインゲームを通じて、友達と話したり、学校や家庭とは異なるつながりを得たりする機会も増えています。SNSやゲームそのものが悪いわけではありません。好きなものでつながれる相手に出会えたり、学校や家庭とは違う関係に救われたりすることもあります。ただ、そのつながりが、思わぬ被害の入り口になってしまうこともあります。警察庁の統計では、SNSをきっかけとする性被害は高い水準で推移し、とりわけ小学生の被害は近年増加しています(※1)。
「知らない人とやり取りしなければ、防げるのではないか?」「自分で撮って送ったなら、本人にも責任があるのではないか?」そう感じる人もいるかもしれません。ただ、自画撮り被害の背景には、相手が時間をかけて関係を築き、子どもを断りにくい状況へ追い込んでいく過程があること。そして被害に遭った子どもが、「怒られる」「責められる」と感じて、誰にも言い出せなくなっていくことがあります。この記事では、自画撮り被害を子どもの不注意や自己責任だけで捉えず、その手前で何が起きているのか、そして被害を防ぐために周囲や社会に何ができるのかを考えていきます。
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