• 新しいお知らせ
    ×
    • 特集「子どもの体験格差」第7回を公開 親と学校に子育てを丸投げした社会が行き着く格差の固定化と少子化

      構造化特集「子どもの体験格差」第7回を公開しました。格差の固定化と少子化という2つの側面から、体験格差が社会に与える影響や、体験格差を生じさせる構造が変わらないことによって生じる問題を明らかにします。記事はこちらから。

      2026/7/22(水)
    • 特集「子どもの体験格差」第6回を公開 子ども・若者を支援する団体が見た経験喪失の現実

      構造化特集「子どもの体験格差」第6回を公開しました。体験機会の減少は「失敗する経験」などの、経験の喪失をもたらし、自立に影響を与えています。本記事では、子どもがどんな体験や経験を失っており、それがどのように自立へ影響しているか、失った経験を埋めようとする支援団体の実情などをもとに明らかにします。記事はこちらから。

      2026/7/21(火)
    • 特集「子どもの体験格差」第5回を公開 困難な状況にある家庭で体験機会がさらに減る構造

      構造化特集「子どもの体験格差」第5回を公開しました。体験格差については保護者の経済力の高低という文脈で語られがちです。しかし、実際には「時間・経済・精神的な余裕の無さが連鎖している」など、単純にお金の有無では語れない問題です。本記事では、複数の要因が連鎖して体験格差を深刻化させている家庭の実態を、データと当事者の声から明らかにします。記事はこちらから。

      2026/7/17(金)
公開日: 2023/4/3(月)

「人権侵害」「外交問題になる」 課題だらけの技能実習制度を安部が解説

公開日: 2023/4/3(月)
公開日: 2023/4/3(月)

「人権侵害」「外交問題になる」 課題だらけの技能実習制度を安部が解説

公開日: 2023/4/3(月)
オーディオブック(ベータ版)

毎週水曜日、Twitterスペースでお届けしている「#あべラジオ」
今回お届けするテーマは「技能実習制度」です。

2022年6月時点で、技能実習制度を活用して日本で働く外国人は約33万人。
国による見直しの議論も始まっていますが、安部さんは「制度を廃止すべき」と断言します。

強い言葉の背景には何があるのか、技能実習制度の矛盾と問題点を語ります。

聞き手はリディラバジャーナル編集部の井上です。
 

※記事は「#あべラジオ」を編集してお届けしています。全編を聞きたい方はこちらから↓。

 

 


借金・重労働・誰にも言えずに死産
技能実習生の悲痛なニュース

 井上  安部さん、先日、技能実習生にまつわるこんなニュースが話題となりました。

 

 

まず簡単に概要を説明しますね。

2018年にリンさんというベトナム人の女性が、19歳で技能実習生として来日しました。

リンさんは来日にあたって、技能実習生の手続きなどをする「送り出し機関」への支払いのため約150万円を借金しました。

ベトナムの平均年収が約40万円、日本の約10分の1と考えると、19歳の日本人が1500万円の借金を背負って海外に行くようなイメージです。

リンさんは週6~7日間働いて、借金返済の目処が立ってきた頃に、同じく技能実習生として来日していた男性との間に子どもを授かりました。

だけど、リンさんは妊娠を職場にも、誰にも伝えることなく働き続けたんですね。
なぜかと言うと、妊娠が発覚するとクビになって、国に帰されるかもしれないって噂が、実習生の間には広まっていたから。

結果、誰にも妊娠を告げずに、当時暮らしていた部屋で双子の赤ちゃんを死産して、そのまま遺体を安置したことが「死体遺棄」にあたるとして裁判になり、最高裁で逆転無罪となったという事件です。

このニュースを受けて、借金を背負って来日するとか、妊娠を言えないとか、色々な課題があるなあと思い、今日は「技能実習制度」について安部さんに聞いていきたいと思います。

「クソみたいな制度」
安部が語気を強める理由

 井上  リディラバジャーナルでは構造化特集もやりましたが、安部さんは技能実習制度についてどう考えてますか。



 安部  言葉を選ばずに言えば、技能実習制度はクソみたいな制度。

「人身売買」「現代の奴隷制度」として国内外から非難されているし、明らかに技能実習生の人権を侵害している制度だね。

 井上  具体的に、どういったところが問題なんですか。

 安部  技能実習生って原則として転職が禁止されてるのよ。

技能実習生は、「送り出し機関」と「監理団体」っていう組織を介して日本で働くのね。

「送り出し機関」は実習生の本国にある組織で、日本で働きたい人を募集して、日本語の教育をしたり、出国の手続きを支援したり、実習生をサポートする役割。

「監理団体」は日本側の組織で、雇用先を見つけて調整を行ったり、雇用期間中は適切な労働環境になってるか監督したりする、派遣会社的な役割。

リンさんもそうだったけど、多くの実習生は送り出し機関に借金があるから、仕事が辛くても帰国するわけにはいかない。じゃあ他の雇用先を見つけようと思っても、制度上、転職が認められていない。

雇用先は、実習生が辞められない立場にあるとわかっているから、重労働を強いたり、セクハラをしたりと、違法行為が生まれやすい状況になっているんだよね。

 井上  なんで転職が禁止されてるの?

※リディラバジャーナルについてもっと知りたい方はコチラ
リディラバジャーナル編集部。「社会課題を、みんなのものに」をスローガンに、2018年からリディラバジャーナルを運営。
note
リディラバジャーナル編集部
noteのicon
60年で100トン→13トンに激減。「今年はうなぎが安い」と単純に喜んでいいのか?【ニュースに潜む社会課題をキャッチ!】
2026年7月24日

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル

続きをみる
「スイカは赤い」ことを知らない14歳。お金のかかる旅行だけじゃない、本当の「体験格差」の中身とは?【ニュースに潜む社会課題をキャッチ!】
2026年7月10日

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル

続きをみる
夏休み、SNSの向こうで。       「自画撮り被害」を自己責任で終わらせないために
2026年7月10日

こんにちはリディラバジャーナルです。もうすぐ、子どもたちの夏休みが始まります。いまや子どもたちの居場所は、公園や図書館だけではありません。SNSやオンラインゲームを通じて、友達と話したり、学校や家庭とは異なるつながりを得たりする機会も増えています。SNSやゲームそのものが悪いわけではありません。好きなものでつながれる相手に出会えたり、学校や家庭とは違う関係に救われたりすることもあります。ただ、そのつながりが、思わぬ被害の入り口になってしまうこともあります。警察庁の統計では、SNSをきっかけとする性被害は高い水準で推移し、とりわけ小学生の被害は近年増加しています(※1)。

知らない人とやり取りしなければ、防げるのではないか?」「自分で撮って送ったなら、本人にも責任があるのではないか?」そう感じる人もいるかもしれません。ただ、自画撮り被害の背景には、相手が時間をかけて関係を築き、子どもを断りにくい状況へ追い込んでいく過程があること。そして被害に遭った子どもが、「怒られる」「責められる」と感じて、誰にも言い出せなくなっていくことがあります。この記事では、自画撮り被害を子どもの不注意や自己責任だけで捉えず、その手前で何が起きているのか、そして被害を防ぐために周囲や社会に何ができるのかを考えていきます。

続きをみる
×
CONTENTS
intro
#あべラジオ
no.
1
no.
2
no.
3
no.
4
no.
5
no.
6
no.
7
no.
8
no.
9
no.
10
no.
11
no.
12
no.
13
no.
14
no.
15
no.
16
no.
17
no.
18
no.
19
no.
20
no.
21
no.
22
no.
23
no.
24
no.
25
no.
26
no.
27
no.
28
no.
29
no.
30
no.
31
no.
32
no.
33
no.
34
no.
35
no.
36
no.
37
no.
38
no.
39