2020年代のギャンブル依存。トリガーを引きやすくなっている構造とは(vol.147)
2020年代のギャンブル依存。トリガーを引きやすくなっている構造とは(vol.147)
毎週火曜日、X(旧Twitter)スペースでお届けしている「#あべラジオ」。
今回のテーマは「2020年代のギャンブル依存」について。
ベットからキャッシングまで、スマホ1台で完結しやすくなった2020年代のギャンブル。その中で、依存症に陥る構造は「より若く、より早く、より高額に」変化しています。
他の依存症とも比較しながら、便利になりすぎてしまった時代のギャンブル依存について考えました。
聴き手はリディラバジャーナル編集部の東と、榎戸プロデューサーです。
※本記事は2026年3月24日放送された「#あべラジオvol.147」を編集してお届けしており、同時点の情報に基づいています。全編を聞きたい方はこちらから↓
「リディラバジャーナル」と「構造化特集」について
榎戸 今日はリディラバジャーナルの話をしようと思っています。いま絶賛更新中の、前もちらっと話しましたけど。
安部 例のやつですね。
榎戸 そう、2020年代のギャンブル依存。
安部 この特集は最近の中でかなりのヒット作だと思ってます。
榎戸 面白いですよね。第5回を配信したばかりですが、この特集は全部で何回あるんですか?
東 全6回で来週最終回を公開する予定ですね。
榎戸 なるほど。
この特集が非常に面白いんですけど。リディラバジャーナル自体をあんまり知らない方もいるかなと思って。ちょっと入門編みたいな形でまずはお送りしようと思います。
安部 あべラジオを聞いていて、リディラバジャーナルを知らないなんて(笑)。
榎戸 知らない可能性ありますよ。だってあんまり触れてないですから。
安部 ありますね。
榎戸 そもそもリディラバジャーナルとは?みたいなことも聞きたいですね。
安部 リディラバジャーナルというのは、リディラバの持っている調査報道の配信メディアですと。
社会問題を深く見ていくと、問題を固定化していたり、強化していたりする構造が明らかになるんですね。そういう構造があるから次も同じことが起こりますよ、ということが言えるわけです。構造がその要因にあるので加害者とか当事者とかだけを責めても正直意味ないですということも。なぜなら、こういうシステムなんだからと。
そういうことを見せつつ、最終的には「なぜこれが自己責任論の話として収まらないのか」ということを伝えるというためのメディアですね。
榎戸 「2020年代のギャンブル依存」については、いままさにそれをひもといていってるっていうことですよね。全6回にわたって。
安部 そうです、そうです。
リディラバジャーナルの中に「社会問題の構造化特集」っていうのがありまして、ある程度の頻度で、特定のテーマを構造的に分析するということに対して、我々は色々なリソースを投入しているんです。
痴漢の事例から考える、依存症の“トリガー”
安部 今回は「2020年代のギャンブル依存」という。いいテーマなんですよ。
榎戸 2020年代のっていうのがいいですよね。スマホのね。
安部 スマホとか、まだ学生とかだと奨学金とかね。
榎戸 あー、見た見た。
安部 あれエグくない?
榎戸 エグい。奨学金をつぎ込んじゃうとかね、大金をゲットしてねとか。
安部 あと、ご家族がどうやって崩壊していくかみたいな話って、めちゃくちゃ生々しいやつとかもね。取材してきて。
榎戸 当事者のご家族。
安部 そうです、そうです。
パートナーが(ギャンブルを)やっていることに気付けず、気付いてコミュニケーションを取っても隠しちゃうし、相手を説得もできないし。「やめたよやめたよ」と言ってもまたやっちゃうし、みたいなね。
榎戸 その度合いが想像以上でした。「やめたよやめたよ」の度合いが。だいぶ「やめたよやめたよ」から復活するということがあるんですね。
安部 そうね。

みなさんこんにちは、リディラバジャーナル編集部の太田です。
熊本地震の発生から10年の節目を迎えました。
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