「自分が悪い」と思い込まされていく――在日コリアン弁護士が日本で体験した差別(前編) | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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2020/7/20(月)
「自分が悪い」と思い込まされていく――在日コリアン弁護士が日本で体験した差別(前編)
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「自分が悪い」と思い込まされていく――在日コリアン弁護士が日本で体験した差別(前編)
2020/7/20(月)
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「差別を受け続けていると『自分たちは嫌われたり差別を受けたりする存在なんだ』と思い込み、だんだん(心の)痛みが麻痺していくんですね。やがて『差別を受けるのは、自分が悪いからではないか』と思うようになっていきました」

 

そう語るのは、大阪にあるたんぽぽ総合法律事務所の弁護士であり、在日コリアン3世の具良鈺(く・りゃんおく)さんだ。弁護士になった当時から、在日コリアンの差別問題にも携わってきた。

 

法務省の「在留外国人統計」によれば、2019年時点で日本に暮らす在日コリアンの人数は、45万1543人にのぼることがわかっている。

 

在日コリアンへの差別は、いまも日本の一部で根強く残る。当事者として日本で生きてきた具さんは、これまでにどのような経験をしてきたのだろうか。

登校中に髪を引っ張られた学生時代

具さんが自身の出自が周囲と違うと気づいたのは、保育園児のとき。当時は日本の保育園に通っていたが、お昼寝用の布団にひらがなで書かれた自分の名前(当時は「りゃんおぎ」)を見て「自分はほかの子とは違う」と本能的に感じたという。

 

年長から朝鮮学校付属幼稚園に通い始めてからは、子どもながらに居心地の良さを感じるようになっていた。

 

「自分は日本人ではない」と強く認識させられるようになったのは、京都朝鮮第一初級学校に通っていた小学6年生のとき。朝鮮半島の情勢が不安定になり、不安を煽るような報道が連日流れるようになってからだ。

 

「次の年からは中学校で、制服のチマチョゴリを着るのを楽しみにしていました。でも、全国で、日本人の在日コリアンに対する暴言や暴行が多発するようになってしまって。生徒の安全を守るために、チマチョゴリ(の制服)を廃止するかもしれないという流れになったんです。

 

引っ込み思案な性格だった私ですが、そのときは強い怒りを覚え『どうしてですか!私たちは、何か悪いことをしたんですか!』と、担任の先生に強く訴えたのを覚えています」

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