

「日本で“戦争”が議論されるとき、多くの人が75年前の話をしている気がします」
元海上自衛隊海将である伊藤俊幸さんの言葉に、もどかしさがにじみ出る。戦後75年を経て、植民地はなくなり、国際法も軍のありようも全く違う世界になっている今、国民一人ひとりが、日本の防衛戦略についての理解をアップデートしていく必要がある。
前編に引き続き、冷戦時代の潜水艦乗務から防衛省内での対外政策まで幅広い経験を持つ伊藤さんに、日本の安全保障の展望を聞く。
※本記事は、「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた8/13のライブ勉強会「これからの日本はどうなる!?元海将に聞く日本の防衛戦略」の内容をもとに記事化した後編です。リディ部について詳しくはこちら。
<伊藤俊幸さん>
1958年愛知県生まれ。元海将。防衛大学校機械工学科卒、筑波大学大学院修士課程(地域研究)修了。海上自衛隊で潜水艦乗りとなる。潜水艦はやしお艦長、在米国日本国大使館防衛駐在官、第2潜水隊司令、海上幕僚監部広報室長、同情報課長、情報本部情報官、海上幕僚監部指揮通信情報部長、海上自衛隊第2術科学校長、統合幕僚学校長、海上自衛隊呉地方総監を経て、2016年金沢工業大学虎ノ門大学院教授就任
1958年愛知県生まれ。元海将。防衛大学校機械工学科卒、筑波大学大学院修士課程(地域研究)修了。海上自衛隊で潜水艦乗りとなる。潜水艦はやしお艦長、在米国日本国大使館防衛駐在官、第2潜水隊司令、海上幕僚監部広報室長、同情報課長、情報本部情報官、海上幕僚監部指揮通信情報部長、海上自衛隊第2術科学校長、統合幕僚学校長、海上自衛隊呉地方総監を経て、2016年金沢工業大学虎ノ門大学院教授就任
人員不足の海上自衛隊で日本の防衛は大丈夫なのか?
近年、尖閣諸島の接続水域に100日を超える長期にわたり大型化した4隻の中国巡視艇が居座りつづけたうえ、日本の漁船を追いかけたり、中国海軍の空母部隊が日本の南西諸島の間を往復するなど、緊張が高まっている。また、北朝鮮のミサイル挑発も予断を許さない。
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