no.
223

シングルマザー
公開日: 2022/2/17(木)
更新日: 2022/9/6(火)
更新日: 2022/9/6(火)
「ジョブ型雇用」はシングルマザー以外にもメリットをもたらす――シングルマザーの貧困・労働問題の現状と課題(後編)
公開日: 2022/2/17(木)
更新日: 2022/9/6(火)
更新日: 2022/9/6(火)

no.
223

シングルマザー
公開日: 2022/2/17(木)
更新日: 2022/9/6(火)
更新日: 2022/9/6(火)
「ジョブ型雇用」はシングルマザー以外にもメリットをもたらす――シングルマザーの貧困・労働問題の現状と課題(後編)
公開日: 2022/2/17(木)
更新日: 2022/9/6(火)
更新日: 2022/9/6(火)
シングルマザーに対する就労支援制度はあるものの、資格取得の対象職種に偏りがあったり、人手不足の業界への支援に限られたりと、過去のキャリアを活かせるものにはなっていないのが現状だ。
従来の「メンバーシップ型」雇用ではなく「ジョブ型」雇用が導入されることで、経験を活かした再就職・転職がしやすくなり、働きやすくなるという考え方もある。
今回は、北海学園大学経済学部教授であり、書籍『シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか「働いても貧困」の現実と支援の課題』の著者である中囿桐代さんにインタビュー
後編では、シングルマザーのキャリア支援や日本特有のメンバーシップ型雇用の問題点、ジョブ型雇用の利点、シングルマザーが働きやすい社会のために必要なことなどを聞く。
※取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われたライブ勉強会「シングルマザー、『働いても貧困』はなぜか?〜メンバーシップ型雇用の構造的課題〜」で行われました。
中囿桐代さん(北海学園大学経済学部 教授)
1964年茨城県生まれ。1995年北海道大学大学院教育学研究科後期博士課程単位取得満期退学、2001年北海道大学博士号取得(教育学)。釧路公立大学経済学部教授を経て、2012年より現職。現在北海学園大学経済学部教授。『シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか「働いても貧困」の現実と支援の課題』を勁草書房より2021年に発刊。
1964年茨城県生まれ。1995年北海道大学大学院教育学研究科後期博士課程単位取得満期退学、2001年北海道大学博士号取得(教育学)。釧路公立大学経済学部教授を経て、2012年より現職。現在北海学園大学経済学部教授。『シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか「働いても貧困」の現実と支援の課題』を勁草書房より2021年に発刊。

(中囿さん)
過去のキャリアを活かせない支援制度
シングルマザーが安定した職に就くための支援制度はいくつかある。
そのひとつが「高等職業訓練促進給付金」。条件を満たすひとり親であれば月10万円の給付金が支給され、養成機関に通いながら、看護師、准看護師、介護福祉士、保育士など、就職に有利な国家資格等の取得を目指せる制度だ。
2021年度に限ってはシスコシステムズ認定資格、LPI認定資格など、デジタル分野の民間資格の取得も目指せる。
シングルマザーが安定した職に就くための方法として、資格獲得の支援は一見メリットが大きく見える。しかし、課題もあると中囿さんは考える。
※リディラバジャーナルについてもっと知りたい方はコチラ
よく読まれる記事
もっと見る

CONTENTS
intro


ホームレス

若年介護

奨学金

差別

観光

子どもの臓器提供

都市とコロナ

ICT教育

産後うつ
no.
17


宇宙

戦争

人工妊娠中絶
no.
23

no.
24


緊急避妊薬

テロリスト・ギャングの社会復帰

社会起業家

海上自衛隊

プロジェクト

ソーシャルビジネス

教員の多忙化

性的マイノリティ

出所者の社会復帰

ワクチン

薬物依存

性の悩み

リブランディング

少年犯罪

学校教育

LGBT

スロージャーナリズム

ソーシャルセクター

教育格差

メディア

大人の学び

地方創生

家族のかたち

他者とのコミュニケーションを考える

地方創生

地方創生

非正規雇用と貧困

他者とのコミュニケーションを考える

家族のかたち

他者とのコミュニケーションを考える

地球温暖化対策

就労支援

1年の振り返り

動物との共生

行政のデジタル化

温暖化対策
no.
93


動物との共生

地方移住

動物との共生

温暖化対策

組織論

キャリア

復興

コミュニティナース

MaaS

地球温暖化

セックスワーカー

感染症とワクチン

大学生の貧困

温暖化対策

同性婚

フェアトレード

シェアハウス

飲食業

感染症とワクチン

国際報道

社会的養護
no.
135


認知症
no.
136


入管法

国際問題

コミュニティ

コミュニティ

コミュニティ

吃音

コンサル×社会課題解決

いじめ

社会課題×事業

社会課題×映画

感染症とワクチン

社会教育士

山岳遭難
no.
163


支援者支援

いじめ

ゲーム依存

トランスジェンダーとスポーツ

うつ病患者の家族

パラスポーツ

代替肉

弱いロボット

戦争継承

女性の社会参画

子どもの居場所

感染症とワクチン

デジタル社会

若年女性の生きづらさ

ゼブラ企業

多胎児家庭の困難
no.
194


ソーシャルイノベーション

ジェンダー

毒親
no.
200

no.
201


葬儀

感染症とワクチン

子どもの安全

優生思想
no.
208

no.
209


感染症とワクチン

障害

水産資源

教育格差

障害と性

医療

シングルマザー

多文化共生

誹謗中傷

児童労働

不登校

政治

食料危機

お金と社会課題

震災

まちづくり

精子提供

選挙

アロマンティンク・アセクシュアル

クラウドファンディング

レイシャルプロファイリング

子育てと科学的根拠

高齢者雇用
この記事はメンバーシップ限定です。
メンバーシップに参加すると、社会問題を「構造化」した記事を全て読むことができます。
社会問題をより深く、構造的に理解するために、リディラバジャーナルのメンバーシップに参加してみませんか?
社会問題をより深く、構造的に理解するために、リディラバジャーナルのメンバーシップに参加してみませんか?
メンバーシップ登録