「真綿で首を絞められるような感覚」―― 黒人差別と在日コリアン差別の違いとは(後編)
「真綿で首を絞められるような感覚」―― 黒人差別と在日コリアン差別の違いとは(後編)
アメリカでは現在、黒人の男性が白人の警察官に首を圧迫され死亡した事件をきっかけに、Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター。黒人の命を守るための抗議デモ活動)運動が再燃している。
日本でも、在日コリアンの差別はずっと前から行われてきたが、スルーされ続けてきた現実があった。
「自分たちの足元にある差別問題を理解できない人は、遠くの国で起きている差別問題の本質を理解することはできないと思います。いまこそ、在日コリアンの差別という昔からあるテーマに、新しいアプローチをしていくべきだと考えています」
大阪にあるたんぽぽ総合法律事務所の弁護士であり、在日コリアン3世の具良鈺(く・りゃんおく)さんは、そう話す。
差別問題に「関わりたくない」日本人
差別問題のもっとも恐ろしいことは「扇動」(人の気持ちを煽り、行動するように仕向けること)だという。
大きな災害や、今回のコロナのような有事には、人々の憎悪に火がつきやすいため扇動が起きやすい状態にあり、具さんは、その影響で在日コリアンが被害を受けることになるのではないかと危惧している。
「在日コリアンの差別問題は、日本人の人々にとっては『関わりたくない』『面倒くさい』問題であるという認識があり、(差別があっても)見て見ぬふりをしているところがあると思います。あとは、関わることで自分たちも(在特会のような団体に)標的にされたら怖いとか。実際に、そういう考えを持っている弁護士もいました。
日本で在日コリアンを差別する人たちの思想が危険なのは『自分たちは在日コリアンの被害者だ』と、本気で思い込んでいる人がいるところ。自己認識がねじ曲がってしまっているんです」と、具さんは話す。
人種差別における行為は、5階層のピラミッド構造になっているという。
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1月1日、能登半島地震が発生しました。亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われたすべての方にお見舞い申し上げます。
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続きをみるみなさんこんにちは、リディラバの鈴木です!今回は、リディラバジャーナルで公開中の構造化特集「地域医療」の冒頭をこちらのnoteでも公開します。何かあったら病院で治療が受けられる。私たちの「当たり前」を維持するために、様々な課題を抱えながら尽力する医療現場の姿を知ってもらえたら嬉しいです。
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******みなさん、こんにちは!担当した構造化特集「地域医療 超高齢化社会に必要な『撤退戦』」が本日より公開となりました!今日は特集内には書いていない、特集に込めた思いをご紹介させてください。
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今週はとても嬉しいことがあったので、ご報告させてくださいm(_ _)m
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早くも4月ですね。あっという間に過ぎ去る日々に「!?!?」という感じですが、今日も今日とて、リディラバジャーナルのご案内です。
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2〜3月は3年ぶりの構造化特集の復活ということで、「無戸籍」をテーマに構造化特集をお届けしてきました。
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