

テロや紛争から派生した貧困や難民問題などに携わる支援団体に比べ、テロ組織やギャングなど、“加害者側”へのアプローチを行っている団体は多くはないだろう。
ソマリアを主な拠点に、過激化してしまった若者たちへの支援を行うNPO法人アクセプト・インターナショナルは、稀有な存在だ。同団体の広報を務める河野智樹さんに、若者がギャングになってしまう構造や、ギャングの社会復帰支援のためのアプローチについて話を聞いた。
※本記事は、「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた8/12のライブ勉強会「【~2020戦争への想像力を~vol.2 今世界で起きていることを知る】 テロと紛争のない世界のために〜テロリスト・ギャングの社会復帰への挑戦〜」の内容をもとに記事化した後編です。リディ部について詳しくはこちら。
ゲスト:河野智樹(かわのともき)さん
1995年、福島県生まれ。NPO法人アクセプト・インターナショナル広報・ファンドレイジング局長。新卒でITコンサルタント企業、その後独立行政法人国際協力機構(JICA)にて勤務。JICAではカンボジア・ラオスの保健・教育・平和構築分野等を担当。2020年4月より現職。
1995年、福島県生まれ。NPO法人アクセプト・インターナショナル広報・ファンドレイジング局長。新卒でITコンサルタント企業、その後独立行政法人国際協力機構(JICA)にて勤務。JICAではカンボジア・ラオスの保健・教育・平和構築分野等を担当。2020年4月より現職。
5年をかけてギャング組織を解散へ
犯罪グループであり、過激派リスクを抱えたギャングを社会復帰させるのは、決して簡単なことではない。
「僕たちには、ギャングの活動をやめさせるための特別な能力があったわけではありません。彼らも、社会で役立てられるようなスキルを持っているわけではありませんでした」と河野さんは話す。
しかしアクセプト・インターナショナルでは、ケニアでひとつのソマリア人ギャング組織を解散させた実績がある。同団体の特長は、「対話」を通じて彼らに寄り添っていることだ。河野さんはこう説明する。
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