no.
36
教員の多忙化
2020/9/16(水)
「給特法改正」に潜む問題点——教員多忙化問題のこれまでとこれから(後編)
2020/9/16(水)
no.
36
教員の多忙化
2020/9/16(水)
「給特法改正」に潜む問題点——教員多忙化問題のこれまでとこれから(後編)
2020/9/16(水)

2019年10月、「給特法(公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法)」の改正案が閣議決定した。

 

2020年4月1日には「業務量の適切な管理等に関する指針の策定【第7条関係】」が施行され、2021年4月1日には「一年単位の変形労働時間制の適用(休日のまとめ取り等)【第5条関係】」が施行される。

 

しかし法改正がなされても、これだけでは、教員の多忙化が解決されることはむずかしいのではないかという意見もある。

 

教員の働き方改革に関する活動に取り組む現役高校教員の斉藤ひでみさんに、改正給特法の内容やその問題点、多忙を解消するために、教員の働き方をどのように変えていくべきかなどについて話を聞いた。

 

※本記事は、「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた8/29のライブ勉強会「『#先生死ぬかも』の背景に潜む多忙化問題の構造とは——現役教師・斉藤ひでみさんと考える」の内容をもとに記事化した後編です。リディ部について詳しくはこちら

 

<斉藤ひでみ(さいとう・ひでみ)さん>
1979年生まれ。岐阜県高等学校教員。2016年8月より教育現場の問題を訴え続け、国会や文部科学省に署名提出、参考人陳述等を行う。共著に『教師のブラック残業』(学陽書房)。『迷走する教員の働き方改革』(岩波書店)。ドキュメンタリー「聖職のゆくえ」(2019民放連盟賞準グランプリ)出演。本名は「西村祐二」。

「改悪」になってしまった部分も

斉藤さんは今回の給特法の改正について「半分は改正、半分は改悪だ」と言う。

 

「改正だと考えるのは、教員の残業時間に月45時間・年360時間という上限が設けられたことです。何も歯止めがなかったこれまでよりはましかなと考えます。しかし今回の法改正では、これまでずっと訴えてきた、教員の残業を残業だと認めてもらうことはできませんでした。月45時間の残業はこれまで通り教員が好きで働いていることで、残業代は出さないということです」

 

議論されてこなかったのはなぜなのか。

 

中央教育審議会議員のひとりであり、前働き方改革部会長の小川正人教授は、2019年4月に実施された「学校とICTフォーラム」の特別講演にて「私見を言えば給特法を廃止すべきだと考えるが、教職調整額を増額するためには約1兆円の追加財源が必要だと分かり断念した」という旨の発言をしている。

※リディラバ会員登録はコチラ
編集長からのメッセージ
×
CONTENTS
intro
ホームレス
no.
1
no.
2
若年介護
no.
3
no.
4
奨学金
no.
5
no.
6
差別
no.
7
no.
8
観光
no.
9
no.
10
子どもの臓器提供
no.
11
no.
12
都市とコロナ
no.
13
no.
14
ICT教育
no.
15
no.
16
産後うつ
no.
17
no.
18
宇宙
no.
19
no.
20
戦争
no.
21
no.
22
人工妊娠中絶
no.
23
no.
24
緊急避妊薬
no.
25
no.
26
テロリスト・ギャングの社会復帰
no.
27
no.
28
社会起業家
no.
29
no.
30
海上自衛隊
no.
31
no.
32
プロジェクト
no.
33
ソーシャルビジネス
no.
34
教員の多忙化
no.
35
no.
36
性的マイノリティ
no.
37
no.
38
出所者の社会復帰
no.
39
no.
40
ワクチン
no.
41
no.
42
薬物依存
no.
43
no.
44
性の悩み
no.
45
no.
46
リブランディング
no.
47
no.
48
少年犯罪
no.
49
no.
50
学校教育
no.
51
no.
52
LGBT
no.
53
no.
54
スロージャーナリズム
no.
55
no.
56
ソーシャルセクター
no.
57
no.
58
教育格差
no.
59
no.
60
メディア
no.
61
大人の学び
no.
62
no.
63
地方創生
no.
64
no.
65
家族のかたち
no.
66
no.
67
他者とのコミュニケーションを考える
no.
68
no.
69
地方創生
no.
70
no.
71
地方創生
no.
72
no.
73
非正規雇用と貧困
no.
74
no.
75
他者とのコミュニケーションを考える
no.
76
no.
77
家族のかたち
no.
78
no.
79
他者とのコミュニケーションを考える
no.
80
no.
81
地球温暖化対策
no.
82
no.
83
就労支援
no.
84
no.
85
1年の振り返り
no.
86
no.
87
動物との共生
no.
88
no.
89
行政のデジタル化
no.
90
no.
91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
no.
95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
100
no.
101
温暖化対策
no.
102
no.
103
組織論
no.
104
no.
105
キャリア
no.
106
no.
107
復興
no.
108
no.
109
コミュニティナース
no.
110
no.
111
MaaS
no.
112
no.
113
地球温暖化
no.
114
セックスワーカー
no.
115
no.
116
感染症とワクチン
no.
117
no.
118
大学生の貧困
no.
119
no.
120
温暖化対策
no.
121
no.
122
同性婚
no.
123
no.
124
フェアトレード
no.
125
no.
126
シェアハウス
no.
127
no.
128
飲食業
no.
129
感染症とワクチン
no.
130
no.
131
国際報道
no.
132
no.
133
社会的養護
no.
134
no.
135
認知症
no.
136
no.
137
入管法
no.
138
no.
139
国際問題
no.
140
no.
141
コミュニティ
no.
142
no.
143
コミュニティ
no.
144
no.
145
コミュニティ
no.
146