no.
64
地方創生
2020/12/24(木)
「都構想」は大阪だけの話じゃない。二重行政解消には協議や制度が必要――元熊本県副知事が考える都市と地方の関係性(前編)
2020/12/24(木)
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64
地方創生
2020/12/24(木)
「都構想」は大阪だけの話じゃない。二重行政解消には協議や制度が必要――元熊本県副知事が考える都市と地方の関係性(前編)
2020/12/24(木)

東京一極集中を是正すべく地方創生が必要とされるなか、東京からなじみのない土地へ行き、地域活性化のために力を尽くし、活躍の場をふたたび東京に移した人がいる。元熊本県副知事で、今年の東京都知事選挙に出馬したことでも話題となった小野泰輔さんだ。

 

熊本県副知事になったきっかけや副知事時代のエピソード、地方が抱える二重行政の課題などについて、小野さんとリディラバ代表の安部敏樹が語った。

 

※本記事は、「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた11/11のライブ勉強会「地方創生を構造化せよ第1弾 都知事選にも出馬、小野たいすけが語る!地方創生における都市と地方の関係性」の内容をもとに記事化した前編です。リディ部について詳しくはこちら

 

<小野泰輔さん>
1974年東京都目黒区生まれ。東京大学法学部卒業後、アクセンチュア株式会社、衆議院議員公設秘書等を経て、2008年熊本県政策調整参与に就任。2012年、当時38歳の時に熊本県副知事に就任。3期12年の任期を終え、2020年6月に退任。東京都知事選挙に出馬(4位)。新たな道へ挑戦。

民間からゆかりのなかった熊本県へ

 安部敏樹  小野さんのこれまでのご経歴について、教えてください。

 

 小野泰輔  私は1999年に東京大学を卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)というコンサルティング会社に就職し、その後は元衆議院議員の藤島正之の公設秘書をやったり、建設系サービス会社のコンサルタントをやったりしていました。

 

2008年に、大学時代の恩師だった蒲島郁夫(かばしま・いくお)が大学教授を辞めて突然選挙に出馬し、熊本県知事になって。蒲島県知事からお手伝いとして呼ばれたことをきっかけに、急遽民間での仕事を辞めて、これまで縁のなかった熊本へ行くことになりました。

 

その後は、熊本県政策調整参与、熊本県政策参与(知事補佐担当)として働きました。そして2期目の2012年、38歳のときに、熊本県副知事に就任することになったんです。

 

2020年の6月に任期が終わる予定だったので、そこから何をしようか考えて。何の脈絡もないのですが「そうだ、都知事選に出よう」と直感で思い立ち、立候補を決めました。泡沫候補になることは覚悟していましたが、おかげさまで61万2530票もの票数を獲得できました。

 

投票いただいた方々からご期待いただいていることもあり、今後新たに国政のステージに立つべく、いまは日本維新の会の衆議院東京1区支部長として活動しています。

 

(写真・提供 小野泰輔さん)

 

 安部  小野さんが東京都知事選に立候補した当初は、特定の政党が小野さんのことを応援していたわけではなかったですよね。

 

地盤・看板なしでスタートして、日本維新の会の応援を受けることになった。そのきっかけは何だったんですか。

 

 小野  去年の秋に開催された海城高校の同窓会で、東京維新の会代表の柳ヶ瀬裕文さんとたまたま顔を合わせていたんです。

 

学生時代は違うクラスだったので面識はなかったのですが、そのときにあいさつして。

 

当時はまだ熊本県副知事だったので「同級生に参議院議員の人がいるんだな」程度の認識でした。その後、私が都知事選に立候補することになってから、お声がけをいただいて。柳ヶ瀬さんや維新の会の方々が応援してくださったおかげで、いい戦い方ができたと思っています。

大阪市だけではない二重行政の課題

 安部  今年11月には、大阪市を廃止し4つの特別区を設置する「大阪都構想」が住民投票によって否決されましたよね。

 

小野さんは熊本県という広域自治体の副知事という非常に責任ある立場でしたが、そのうえで、県内には熊本市という一強の基礎自治体もある。

 

大阪のような二重行政の問題もそうですし、県内に強い政令指定都市やそれに準ずる地域がある場合「広域自治体のなかでのやりづらさがある」ということを、自治体の首長さんや行政の方から聞きます。

 

小野さんはどうお考えでしょうか。

 

(写真 安部敏樹)

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