no.
66
家族のかたち
2020/12/29(火)
同性婚、夫婦別姓はなぜ進まないのか――家族制度の変遷と課題をひもとく(前編)
2020/12/29(火)
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66
家族のかたち
2020/12/29(火)
同性婚、夫婦別姓はなぜ進まないのか――家族制度の変遷と課題をひもとく(前編)
2020/12/29(火)

時代とともに変化してきた恋愛観や結婚観。いまや家族に対する価値観が多様化しつつあり、婚姻という枠組みがなくても愛情・性愛・子育ては成立する。

 

一方で、制度面では「選択的夫婦別姓制度」をはじめ、法整備がなかなか進まないという課題もある。また、世代間の結婚観や性役割分担意識が異なることで、家族間に不和が生じ、生きづらさを訴える人もいる。婚姻システムや親権のあり方は、国によっても大きく異なる。

 

そもそも結婚は必要なのか、制度はどうあるべきか。今回は、結婚制度に強い関心を持つハヤカワ五味さんをモデレーターに、家族社会学者の永田夏来さんをゲストに迎え、日本の結婚制度や家族のあり方について紐解いていく。

 

※本記事は、「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた11/18のライブ勉強会『五味ちゃんと学ぶ社会問題vol.3「結婚神話」にさよならをーーじつは知らない制度のウラ側』の内容をもとに記事化した前編です。リディ部について詳しくはこちら

 

<永田夏来さん(写真左)>
1973年長崎県生まれ 家族社会学者。専門は家族社会学、博士(人間科学)。2004年に早稲田大学大学院にて博士(人間科学)取得後、現職は兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授。家族社会学の観点から、結婚・妊娠・出産と家族形成について調査研究を行っている。単著『生涯未婚時代』(イースト新書)松木洋人との共編著『入門家族社会学』(新泉社)他、共著多数。2019年にはピエール瀧の逮捕に伴う電気グルーヴの作品回収、配信停止の撤回を求める署名活動を行った。

<ハヤカワ五味さん(写真右)>
1995年東京都生まれ。株式会社KOHKOH代表取締役社長。高校生の頃からアクセサリー類の製作を始め、プリントタイツ類のデザイン・販売を行う。多摩美術大学グラフィックデザイン学科入学後の2014年4月にワンピースブランド「GOMI HAYAKAWA」、2014年8月にランジェリーブランド「feast」、2017年10月にワンピースブランド「ダブルチャカ」を立ち上げ、Eコマースを主に販売を続ける。2019年からは、生理から選択を考えるプロジェクト「ILLUMINATE」を立ち上げ活動している。

できちゃった婚も可能な現代、結婚制度に「旨味」はあるのか

 ハヤカワ五味  はじめに、現在の結婚制度、婚姻システムはいつごろからできあがったのかについて、専門家である永田先生に詳しく伺いたいです。

 

 永田夏来  ありがとうございます。私は家族社会学の観点から、結婚・妊娠・出産と家族形成について調査研究を行っています。パラサイトシングル、婚活といった言葉は、もともと社会学から出てきた言葉なんですね。

 

家族や結婚のあり方については、戦後に培われた部分もかなり大きいと言えると思います。

 

戦前における結婚の特徴の一つとして、戸主の同意が前提になっている点が挙げられます。双方の親によって相手やいいなづけが決められていたという結婚が、朝ドラなどでもよく取り上げられますよね。

 

ですが戦後になると、家長の同意がなくても結婚できるようになった。この点は大きな変化だと思います。 

 

 ハヤカワ五味  私自身は、家族の単位と女性の社会進出は切り離せないと思っているんですよね。

 

自分のキャリアを考える場合、今後どのような家族の形が出てきて、法律的にどのように保障されるのかによって大きく変わってくると思うんです。

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編集長からのメッセージ
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CONTENTS
intro
ホームレス
no.
1
no.
2
若年介護
no.
3
no.
4
奨学金
no.
5
no.
6
差別
no.
7
no.
8
観光
no.
9
no.
10
子どもの臓器提供
no.
11
no.
12
都市とコロナ
no.
13
no.
14
ICT教育
no.
15
no.
16
産後うつ
no.
17
no.
18
宇宙
no.
19
no.
20
戦争
no.
21
no.
22
人工妊娠中絶
no.
23
no.
24
緊急避妊薬
no.
25
no.
26
テロリスト・ギャングの社会復帰
no.
27
no.
28
社会起業家
no.
29
no.
30
海上自衛隊
no.
31
no.
32
プロジェクト
no.
33
ソーシャルビジネス
no.
34
教員の多忙化
no.
35
no.
36
性的マイノリティ
no.
37
no.
38
出所者の社会復帰
no.
39
no.
40
ワクチン
no.
41
no.
42
薬物依存
no.
43
no.
44
性の悩み
no.
45
no.
46
リブランディング
no.
47
no.
48
少年犯罪
no.
49
no.
50
学校教育
no.
51
no.
52
LGBT
no.
53
no.
54
スロージャーナリズム
no.
55
no.
56
ソーシャルセクター
no.
57
no.
58
教育格差
no.
59
no.
60
メディア
no.
61
大人の学び
no.
62
no.
63
地方創生
no.
64
no.
65
家族のかたち
no.
66
no.
67
他者とのコミュニケーションを考える
no.
68
no.
69
地方創生
no.
70
no.
71
地方創生
no.
72
no.
73
非正規雇用と貧困
no.
74
no.
75
他者とのコミュニケーションを考える
no.
76
no.
77
家族のかたち
no.
78
no.
79
他者とのコミュニケーションを考える
no.
80
no.
81
地球温暖化対策
no.
82
no.
83
就労支援
no.
84
no.
85
1年の振り返り
no.
86
no.
87
動物との共生
no.
88
no.
89
行政のデジタル化
no.
90
no.
91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
no.
95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
100
no.
101
温暖化対策
no.
102
no.
103
組織論
no.
104
no.
105
キャリア
no.
106
no.
107
復興
no.
108
no.
109
コミュニティナース
no.
110
no.
111
MaaS
no.
112
no.
113
地球温暖化
no.
114
セックスワーカー
no.
115
no.
116
感染症とワクチン
no.
117
no.
118
大学生の貧困
no.
119
no.
120
温暖化対策
no.
121
no.
122
同性婚
no.
123
no.
124
フェアトレード
no.
125
no.
126
シェアハウス
no.
127
no.
128
飲食業
no.
129
感染症とワクチン
no.
130
no.
131
国際報道
no.
132
no.
133
社会的養護
no.
134
no.
135
認知症
no.
136
no.
137
入管法
no.
138
no.
139
国際問題
no.
140
no.
141
コミュニティ
no.
142
no.
143
コミュニティ
no.
144
no.
145
コミュニティ
no.
146
no.
147
吃音
no.
148
no.
149
コンサル×社会課題解決
no.
150
no.
151
いじめ
no.
152
no.
153
社会課題×事業
no.
154
no.
155
社会課題×映画
no.
156
no.
157
感染症とワクチン
no.
158
no.
159
社会教育士
no.
160
no.
161
山岳遭難
no.
162
no.
163
支援者支援
no.
164
no.
165
いじめ
no.
166
no.
167
ゲーム依存
no.
168
no.
169
トランスジェンダーとスポーツ
no.
170
no.
171
うつ病患者の家族
no.
172
no.
173
パラスポーツ
no.
174
no.
175
代替肉
no.
176
no.
177
弱いロボット
no.
178
no.
179
戦争継承
no.
180
no.
181
女性の社会参画
no.
182
no.
183
子どもの居場所
no.
184
no.
185