no.
68
他者とのコミュニケーションを考える
2021/1/5(火)
近しい人との関係を継続させるために外とつながる――佐々木俊尚が考える「広く弱いつながり」とは(前編)
2021/1/5(火)
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68
他者とのコミュニケーションを考える
2021/1/5(火)
近しい人との関係を継続させるために外とつながる――佐々木俊尚が考える「広く弱いつながり」とは(前編)
2021/1/5(火)

閉鎖的な人間関係から飛び出し、さまざまな人とコミュニケーションを取ることで得られるものは多い。たとえば家庭という場から一歩外に出ることで、むしろ家族と良好な関係を保てることがある。会社を離れて社外の人と交流することで、受けられる刺激がある。

 

逆に人間関係が閉鎖的になってしまうと、他者と関わるなかで生まれた小さな悩みや生きづらさが周囲に可視化されず深刻化し、たとえばパートナー間・親子間であればDVや虐待など、大きな社会問題に発展する危険性がある。

 

作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんとリディラバ代表の安部敏樹が、自分のコミュニティから飛び出すことで生まれるものや、近しい人たちとの人間関係を良好に持続していくための考え方などについて語った。

 

※本記事は、「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた11/19のライブ勉強会「他者とのコミュニケーションを考える vol.1 人間関係を楽にする『広く弱いつながり』とは』の内容をもとに記事化した前編です。リディ部について詳しくはこちら

 

<佐々木俊尚さん>
1961年兵庫県生まれ。愛知県立岡崎高校卒、早稲田大政経学部政治学科中退。毎日新聞社などを経て2003年に独立し、テクノロジから政治、経済、社会、ライフスタイルにいたるまで幅広く取材・執筆・発信している。総務省情報通信白書編集委員。「時間とテクノロジー」「そして、暮らしは共同体になる。」「キュレーションの時代」「広く弱くつながって生きる」など著書多数。Twitterのフォロワーは約78万人。

「弱いつながり」のほうが有益なことも多い

 安部敏樹  佐々木さんは1988年から、毎日新聞社の社会部で12年近く記者をされていたんですよね。いわゆる大手企業の中の人間関係というのは、佐々木さんからどう見えていたのでしょうか。

 

 佐々木俊尚  新聞社の場合、全国記事を担当しているとどうしても転勤が多くなるんです。当時はFacebookなどのSNSもなかったので、たとえば東京で友達ができても、それから地方に数年間転勤になったりすると、東京で築いた人間関係が切れてしまう。

 

そして、何度も転勤を繰り返して東京の本社へ戻ってくると「社内にしか友達がいないおじさん」になっているんですね。毎晩のように、同じメンバーで会社の近くの居酒屋へ行って昔の思い出話ばかりしている姿を見ていて「こんな50〜60代にはなりたくないな」と思って、30代のときに会社を辞めました。

 

 

 安部  年功序列・終身雇用のような昔ながらの企業だと、いわゆる「起業家マインド」のようなものが育ちにくそうな印象もあります。

 

 佐々木  大きな企業にいると、社内での「化学反応」が起きにくいというのはあると思いますね。

 

たとえばスタンフォード大学の社会学者であるマーク・グラノヴェッターは「ストロングタイズ(強い絆)」よりも、「ウィークタイズ(弱い紐)」を持っている人のほうが、転職に成功しやすいという研究を発表しています。

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CONTENTS
intro
ホームレス
no.
1
no.
2
若年介護
no.
3
no.
4
奨学金
no.
5
no.
6
差別
no.
7
no.
8
観光
no.
9
no.
10
子どもの臓器提供
no.
11
no.
12
都市とコロナ
no.
13
no.
14
ICT教育
no.
15
no.
16
産後うつ
no.
17
no.
18
宇宙
no.
19
no.
20
戦争
no.
21
no.
22
人工妊娠中絶
no.
23
no.
24
緊急避妊薬
no.
25
no.
26
テロリスト・ギャングの社会復帰
no.
27
no.
28
社会起業家
no.
29
no.
30
海上自衛隊
no.
31
no.
32
プロジェクト
no.
33
ソーシャルビジネス
no.
34
教員の多忙化
no.
35
no.
36
性的マイノリティ
no.
37
no.
38
出所者の社会復帰
no.
39
no.
40
ワクチン
no.
41
no.
42
薬物依存
no.
43
no.
44
性の悩み
no.
45
no.
46
リブランディング
no.
47
no.
48
少年犯罪
no.
49
no.
50
学校教育
no.
51
no.
52
LGBT
no.
53
no.
54
スロージャーナリズム
no.
55
no.
56
ソーシャルセクター
no.
57
no.
58
教育格差
no.
59
no.
60
メディア
no.
61
大人の学び
no.
62
no.
63
地方創生
no.
64
no.
65
家族のかたち
no.
66
no.
67
他者とのコミュニケーションを考える
no.
68
no.
69
地方創生
no.
70
no.
71
地方創生
no.
72
no.
73
非正規雇用と貧困
no.
74
no.
75
他者とのコミュニケーションを考える
no.
76
no.
77
家族のかたち
no.
78
no.
79
他者とのコミュニケーションを考える
no.
80
no.
81
地球温暖化対策
no.
82
no.
83
就労支援
no.
84
no.
85
1年の振り返り
no.
86
no.
87
動物との共生
no.
88
no.
89
行政のデジタル化
no.
90
no.
91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
no.
95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
100
no.
101
温暖化対策
no.
102
no.
103
組織論
no.
104
no.
105
キャリア
no.
106
no.
107
復興
no.
108
no.
109
コミュニティナース
no.
110
no.
111
MaaS
no.
112
no.
113
地球温暖化
no.
114
セックスワーカー
no.
115
no.
116
感染症とワクチン
no.
117
no.
118
大学生の貧困
no.
119
no.
120
温暖化対策
no.
121
no.
122
同性婚
no.
123
no.
124
フェアトレード
no.
125
no.
126
シェアハウス
no.
127
no.
128
飲食業
no.
129
感染症とワクチン
no.
130
no.
131
国際報道
no.
132
no.
133
社会的養護
no.
134
no.
135
認知症
no.
136
no.
137
入管法
no.
138
no.
139
国際問題
no.
140
no.
141
コミュニティ
no.
142
no.
143
コミュニティ
no.
144
no.
145
コミュニティ
no.
146
no.
147
吃音
no.
148
no.
149
コンサル×社会課題解決
no.
150
no.
151
いじめ
no.
152
no.
153
社会課題×事業
no.
154
no.
155
社会課題×映画
no.
156
no.
157
感染症とワクチン
no.
158
no.
159
社会教育士
no.
160
no.
161
山岳遭難
no.
162
no.
163
支援者支援
no.
164
no.
165
いじめ
no.
166
no.
167
ゲーム依存
no.
168
no.
169
トランスジェンダーとスポーツ
no.
170
no.
171
うつ病患者の家族
no.
172
no.
173
パラスポーツ
no.
174
no.
175
代替肉
no.
176
no.
177
弱いロボット
no.
178
no.
179
戦争継承
no.
180
no.
181
女性の社会参画
no.
182
no.
183
子どもの居場所
no.
184
no.
185