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      構造化特集「移動制約〜交通手段が限られる社会の困難〜」第1回を公開しました。買い物に行けない、お金を下ろせない——。移動が制約されることで生じる困難とその要因とは。記事はこちらから。

      2024/12/13(金)
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      2024/12/10(火)
公開日: 2021/1/7(木)

エビデンスに基づく政策立案の試み——日本初!マーケティング専門官に学ぶ(後編)

公開日: 2021/1/7(木)
公開日: 2021/1/7(木)

エビデンスに基づく政策立案の試み——日本初!マーケティング専門官に学ぶ(後編)

公開日: 2021/1/7(木)

何となくのイメージでとらえがちな地方創生だが、数字や具体的な事実で現状を把握し、因果関係を整理すると、本当にやるべき最初の一手が導き出せるという。

 

前編に引き続き、宮崎県日南市で日本初のマーケティング専門官として活躍する田鹿倫基さんに、日南市でのこれまでの実践と今後の課題を聞く。

 

※本記事は、「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた12/2のライブ勉強会「日本初!マーケティング専門官から学ぶ データから見る地域の課題解決——地方創生を構造化せよ vol.3』の内容をもとに記事化した後編です。

 

<田鹿倫基さん>
日南市商工・マーケティング課マーケティング専門官、ローカルベンチャーコーディネーター。1984年生まれ。2009年宮崎大学教育文化学部卒業、同年リクルート入社。アドオプティマイゼーション推進室でネット新規事業開発に関わる。2011年アドウェイズ上海法人にて日系企業が中国進出する際のマーケティングサポート事業を経て、2013年に日南市マーケティング専門官に就任。2017年「Forbes JAPAN 日本を元気にする88人」に選出。「ニッポンのジレンマ」「ガイアの夜明け」などに出演多数。

「日南市の奇跡」油津商店街の再生

田鹿さんが着任する以前、日南市では人口減少とそれに伴う財政状況の悪化という課題を抱えていた。だが、2013年、変化を望む市民に選ばれた若き﨑田恭平市長のリーダーシップのもと、数年の間に町の様子はずいぶん変わってきた。

 

とくに、油津商店街を再生させた過程は「日南市の奇跡」と言われ、安倍晋三前総理がしばしば言及し、現職の大臣をはじめ政府関係者の視察が続くなど、地方創生の中で大きな注目を集めている。

 

シャッター街となっていた油津商店街について、日南市は4年間で20店舗の新規出店という目標を掲げたプロジェクトを2013年にスタート。4年間で目標を大きく上回る29店舗の出店という実績を上げた。

 

アブラツコーヒー、二代目湯浅豆腐店、ゲストハウスfan! Aburatsu Bar &Hostelなど21店舗が出店したほか、油津オアシスこども園、日南市子育て支援センターなど、子どものための施設ができ、商店街の通行量が2.5倍から3倍に増えたという。

 

また、13社のIT企業が油津商店街の大型空き店舗を利用して日南市に進出した。これにより、地元の若者を中心に140名以上の雇用が生まれ、空き店舗対策と若者の雇用創出の2つの課題解決に寄与したのだ。

 

働く場を商店街につくったことにより、IT企業社員が商店街でランチして夜は飲みに行き、商店街の消費人口が増えるという好循環が生まれている。

 

その裏には明確な数字の根拠があったと田鹿さんは言う。

 

(写真 田鹿倫基さん)

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CONTENTS
intro
ホームレス
no.
1
no.
2
若年介護
no.
3
no.
4
奨学金
no.
5
no.
6
差別
no.
7
no.
8
観光
no.
9
no.
10
子どもの臓器提供
no.
11
no.
12
都市とコロナ
no.
13
no.
14
ICT教育
no.
15
no.
16
産後うつ
no.
17
no.
18
宇宙
no.
19
no.
20
戦争
no.
21
no.
22
人工妊娠中絶
no.
23
no.
24
緊急避妊薬
no.
25
no.
26
テロリスト・ギャングの社会復帰
no.
27
no.
28
社会起業家
no.
29
no.
30
海上自衛隊
no.
31
no.
32
プロジェクト
no.
33
ソーシャルビジネス
no.
34
教員の多忙化
no.
35
no.
36
性的マイノリティ
no.
37
no.
38
出所者の社会復帰
no.
39
no.
40
ワクチン
no.
41
no.
42
薬物依存
no.
43
no.
44
性の悩み
no.
45
no.
46
リブランディング
no.
47
no.
48
少年犯罪
no.
49
no.
50
学校教育
no.
51
no.
52
LGBT
no.
53
no.
54
スロージャーナリズム
no.
55
no.
56
ソーシャルセクター
no.
57
no.
58
教育格差
no.
59
no.
60
メディア
no.
61
大人の学び
no.
62
no.
63
地方創生
no.
64
no.
65
家族のかたち
no.
66
no.
67
他者とのコミュニケーションを考える
no.
68
no.
69
地方創生
no.
70
no.
71
地方創生
no.
72
no.
73
非正規雇用と貧困
no.
74
no.
75
他者とのコミュニケーションを考える
no.
76
no.
77
家族のかたち
no.
78
no.
79
他者とのコミュニケーションを考える
no.
80
no.
81
地球温暖化対策
no.
82
no.
83
就労支援
no.
84
no.
85
1年の振り返り
no.
86
no.
87
動物との共生
no.
88
no.
89
行政のデジタル化
no.
90
no.
91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
no.
95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
98
no.
99
温暖化対策
no.
100
no.
101
組織論
no.
102
no.
103
キャリア
no.
104
no.
105
復興
no.
106
no.
107
コミュニティナース
no.
108
no.
109
MaaS
no.
110
no.
111
地球温暖化
no.
112
セックスワーカー
no.
113
no.
114
感染症とワクチン
no.
115
no.
116
大学生の貧困
no.
117
no.
118
温暖化対策
no.
119
no.
120
同性婚
no.
121
no.
122
フェアトレード
no.
123
no.
124
シェアハウス
no.
125
no.
126
飲食業
no.
127
感染症とワクチン
no.
128
no.
129
国際報道
no.
130
no.
131
社会的養護
no.
132
no.
133
認知症
no.
134
no.
135
入管法
no.
136
no.
137
国際問題
no.
138
no.
139
コミュニティ
no.
140
no.
141
コミュニティ
no.
142
no.
143
コミュニティ
no.
144
no.
145
吃音
no.
146
no.
147
コンサル×社会課題解決
no.
148
no.
149
いじめ
no.
150
no.
151
社会課題×事業
no.
152
no.
153
社会課題×映画
no.
154
no.
155
感染症とワクチン
no.
156
no.
157
社会教育士
no.
158
no.
159
山岳遭難
no.
160
no.
161
支援者支援
no.
162
no.
163
いじめ
no.
164
no.
165
ゲーム依存
no.
166
no.
167
トランスジェンダーとスポーツ
no.
168
no.
169
うつ病患者の家族
no.
170
no.
171
パラスポーツ
no.
172
no.
173
代替肉
no.
174
no.
175
弱いロボット
no.
176
no.
177
戦争継承
no.
178
no.
179
女性の社会参画
no.
180
no.
181
子どもの居場所
no.
182
no.
183
感染症とワクチン
no.
184
no.
185
デジタル社会
no.
186
no.
187
若年女性の生きづらさ
no.
188
no.
189
ゼブラ企業
no.
190
no.
191
多胎児家庭の困難
no.
192
no.
193
ソーシャルイノベーション
no.
194
no.
195
ジェンダー
no.
196
no.
197
毒親
no.
198
no.
199
葬儀
no.
200
no.
201
感染症とワクチン
no.
202
no.
203
子どもの安全
no.
204
no.
205
優生思想
no.
206
no.
207
感染症とワクチン
no.
208
no.
209
障害
no.
210
no.
211
水産資源
no.
212
no.
213
教育格差
no.
214
no.
215
障害と性
no.
216
no.
217
医療
no.
218
no.
219
シングルマザー
no.
220
no.
221
多文化共生
no.
222
no.
223
誹謗中傷
no.
224
no.
225
児童労働
no.
226
no.
227
不登校
no.
228
no.
229
政治
no.
230
no.
231
食料危機
no.
232
no.
233
お金と社会課題
no.
234
no.
235
震災
no.
236
no.
237
まちづくり
no.
238
no.
239
精子提供
no.
240
no.
241
選挙
no.
242
アロマンティンク・アセクシュアル
no.
243
クラウドファンディング
no.
244
レイシャルプロファイリング
no.
245
子育てと科学的根拠
no.
246
高齢者雇用
no.
247
介護
no.
248
no.
249