

コロナ禍に明け暮れた激動の2020年。一年間を振り返ってみて、キーワードになるのはどんな言葉だったのか。ニュースから感じる現代社会の問題の構造や今後の変化について、ジャーナリストの津田大介さんと、リディラバ代表の安部敏樹がざっくばらんに語り合った。
※本記事は、「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた12/25のライブ勉強会「2020年総集編!1年を振り返るあべとしきのニュース解説」の内容をもとに記事化した前編です。アーカイブ動画をご覧いただけるリディ部について詳しくはこちら。
<津田大介さん>
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。ポリタス編集長。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。早稲田大学文学学術院教授。大阪経済大学情報社会学部客員教授。テレ朝チャンネル2「津田大介 日本にプラス+」キャスター。J-WAVE「JAM THE WORLD」ニュース・スーパーバイザー。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディアとジャーナリズム、著作権、コンテンツビジネス、表現の自由などを専門に執筆活動を行う。近年は地域課題の解決や社会起業、テクノロジーが社会をどのように変えるかをテーマに取材を続ける。
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。ポリタス編集長。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。早稲田大学文学学術院教授。大阪経済大学情報社会学部客員教授。テレ朝チャンネル2「津田大介 日本にプラス+」キャスター。J-WAVE「JAM THE WORLD」ニュース・スーパーバイザー。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディアとジャーナリズム、著作権、コンテンツビジネス、表現の自由などを専門に執筆活動を行う。近年は地域課題の解決や社会起業、テクノロジーが社会をどのように変えるかをテーマに取材を続ける。
コロナ禍で浮き彫りになった格差や差別の構造
安部敏樹 津田さんは2020年を振り返ると、何がキーワードで、どのように社会が動いてきたと感じていますか。
津田大介 どう考えても「新型コロナウイルス」は外せないですよね。ここ10年ぐらいの時間軸でみると、大きかったのは2011年の東日本大震災で、日本社会も少し変わるのではないかという空気が一時はあったけれど、半年ぐらいすると急速に反動があって安倍長期政権になり、結局大きな変化があるわけではなく、コロナが来ました。
安部 コロナの影響はいつ終わるか見えないこともあり、地震などの災害とはまた違う側面がありますよね。
津田 当初、この感染症は格差に関係なくかかるリスクがあるという点から、社会の価値観を変え得るというようなことが言われましたよね。でもフタを開けてみれば、むしろ格差を助長させていた側面がある。
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