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感染症とワクチン
2021/5/19(水)
【医療ゼミ#1 前編】新型コロナワクチンの種類や特徴とは?――手を洗う救急医Takaさんが教える「新型コロナワクチン」
2021/5/19(水)
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感染症とワクチン
2021/5/19(水)
【医療ゼミ#1 前編】新型コロナワクチンの種類や特徴とは?――手を洗う救急医Takaさんが教える「新型コロナワクチン」
2021/5/19(水)

現在、日本では新型コロナワクチン接種の遅れが課題となっているが、そもそも新型コロナワクチンにはどのような種類があり、それぞれどういった特徴を持っているのだろうか。

 

救急医としてキャリアをスタートさせ、ハーバード大公衆衛生大学院で公衆衛生を学び、現在は10万人のTwitterフォロワーをはじめ多くの人にワクチンをはじめとする医療情報を届ける活動をしている「手を洗う救急医Takaさん」こと木下喬弘医師に、新型コロナワクチンの現状や、日本でも投与が開始されているメッセンジャーRNAワクチンをはじめとする新型コロナワクチンの種類、特徴について聞いた。
 

※本記事の内容は2021年4月28日時点の知見に基づいています。

※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた2021年4月28日のライブ勉強会「リディ部×手を洗う救急医Taka 特別ゼミ第1回 新型コロナワクチンの仕組みとは」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。

 

<手を洗う救急医Taka  / 木下喬弘医師>
2010年阪大医学部卒。大阪急性期・総合医療センターで初期研修、12年同救急診療科に入職。19年にフルブライト奨学生として、ハーバード大公衆衛生大学院に留学。20年HPVワクチン接種率向上への取り組みで同大大学院の卒業賞Gareth M. Green Awardを受賞。8月28日にHPVワクチンのsocial marketingを行うために一般社団法人「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」を共同設立し、現在副代表。科学に基づいた医療情報の提供を心掛け、Twitter(@mph_for_doctors)でも情報発信中。

ファイザー社の新型コロナワクチンは「ゴールドメダリスト」級

現在世界で使用されている新型コロナワクチンのうち、すでに日本でも投与が開始されているのが、アメリカのファイザー社(ビオンテック社との共同開発)の「メッセンジャーRNAワクチン」だ。メッセンジャーRNAワクチンにはこのほかに、モデルナ社が開発・製造しているものもある。

 

これらのほかには、アメリカのジョンソン・エンド・ジョンソン社、イギリスのアストラゼネカ社製の「ウイルスベクターワクチン」のいずれかが、日本で使用される可能性が高いワクチンだと言われている。

 

メッセンジャーRNAワクチンとウイルスベクターワクチンはどちらも、今回の新型コロナではじめて実用化されたワクチンだ。

 

2021年5月現在の時点で日本で承認されているのはファイザー社のワクチンのみで、日本でも今年2月から、一部対象者への接種が開始されている。モデルナ社・アストラゼネカ社の2社のワクチンは、今月20日にも承認の可否が判断される予定だ。

 


(提供 木下医師)

 

「日本ではいまのところファイザー社のワクチンが使用されていますが、このワクチンは、安全性や有効性の観点から見ても『ゴールドメダリスト級』です。日本もなんとか購入できたので、接種自体は遅れている状況ではあるものの、良いワクチンが接種できると考えておいて大丈夫だと思います」と、木下医師は話す。

 

また、武田薬品工業は、アメリカのノババックス社が開発した組み換えタンパクワクチンを、山口県内の工場で生産する計画を立てていることを発表。生産予定のうち1.5億回分を日本国内向けに流通できるよう、政府が交渉中であると報じられている。

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