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131
感染症とワクチン
2021/5/20(木)
【医療ゼミ#1 後編】変異ウイルスもワクチンの副反応も恐れすぎる必要はない――手を洗う救急医Takaさんが教える「新型コロナワクチン」
2021/5/20(木)
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131
感染症とワクチン
2021/5/20(木)
【医療ゼミ#1 後編】変異ウイルスもワクチンの副反応も恐れすぎる必要はない――手を洗う救急医Takaさんが教える「新型コロナワクチン」
2021/5/20(木)

※2021/7/9:本記事のサムネイル画像におきまして、記事初出時、掲載していた写真が正しく合っておりませんでしたので、当該写真を変更させていただきました。読者の皆様、ならびに関係各位にお詫び申し上げます。

 

新型コロナウイルスの報道のなかで「変異ウイルス」や「新型コロナワクチンによる副反応」などの言葉を見聞きする機会も多い。

 

しかし、現在多くの人にワクチンをはじめとする医療情報を届ける活動をしている「手を洗う救急医Takaさん」こと木下喬弘医師は、「いずれもそう珍しいものではなく、過剰に怖がりすぎる必要はない」と話す。

 

後編では木下医師に、変異ウイルスや新型コロナワクチンで懸念される副反応、ワクチン投与の必要性について話を聞いた。

 

※本記事の内容は2021年4月28日時点の知見に基づいています。

※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた2021年4月28日のライブ勉強会「リディ部×手を洗う救急医Taka 特別ゼミ第1回 新型コロナワクチンの仕組みとは」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。

 

<手を洗う救急医Taka  / 木下喬弘医師>
2010年阪大医学部卒。大阪急性期・総合医療センターで初期研修、12年同救急診療科に入職。19年にフルブライト奨学生として、ハーバード大公衆衛生大学院に留学。20年HPVワクチン接種率向上への取り組みで同大大学院の卒業賞Gareth M. Green Awardを受賞。8月28日にHPVワクチンのsocial marketingを行うために一般社団法人「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」を共同設立し、現在副代表。科学に基づいた医療情報の提供を心掛け、Twitter(@mph_for_doctors)でも情報発信中。

ウイルスの変異自体は珍しいことではない

新型コロナウイルスで話題となっているものに「変異ウイルス」がある。たとえばイギリスで発見された「B.1.1.7」や南アフリカの「B.1.351」などが報告されている。

 

木下医師は「変異ウイルスのなかには、たとえば人から人へと感染しやすかったり、若い人でも重症化のリスクが高いものもあります。感染してしまうとワクチンが効きにくい変異ウイルスもあるなど、それぞれ性質は異なります」とは話す。木下医師の周囲の医療関係者も、変異ウイルスには警戒しているという。

 

しかし「ウイルスの変異」自体は、そう珍しいことではないという。

 

「ウイルスというのは通常、自分の数を増やすときに、ウイルスの『設計図』であるRNAをコピーするのですが、その内容を自分で書き写すんですね。でも、書き写すときに間違えてしまって、遺伝子が違う並びになってしまうことがある。その結果、変異ウイルスになるんです。

 

変異自体はよくあることなのですが、問題なのは、変異によってウイルスの性質が代わってしまうケースがあるということ。まれに、人の細胞に感染しやすいウイルスに変異してしまうことがあるんです」

 

たとえば変異型ウイルスは「B.1.1.7」や「N501Y」のような名称で呼ばれることがあるが、これはどのような意味なのだろうか。

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