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公開日: 2021/9/21(火)
更新日: 2023/3/27(月)

VC業界から「働く」を変えていく――女性VCの視点から考える(後編)

公開日: 2021/9/21(火)
更新日: 2023/3/27(月)
公開日: 2021/9/21(火)
更新日: 2023/3/27(月)

VC業界から「働く」を変えていく――女性VCの視点から考える(後編)

公開日: 2021/9/21(火)
更新日: 2023/3/27(月)

会社を創業・拡大する際、資金を調達する方法の一つとしてベンチャーキャピタル(以下VC)からの出資がある。投資の世界ではいま、女性起業家などマイノリティへの投資を増やす動きもあるという。

 

女性起業家が増えることで、社会にどのような変化が生まれるのか、また、女性起業家の増加によって、女性全体の社会参画も進んでいくのだろうか。

 

前編に引き続き、自らVCを立ち上げ、女性起業家育成やスタートアップ支援に取り組む矢澤麻里子さんに、女性の社会参画における課題や効果的な支援のあり方について話を聞いた。
 

※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた2021/8/6のライブ勉強会「女性の社会参画の課題を考える〜女性起業家の視点から〜」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。

 

<矢澤麻里子さん>
株式会社Yazawa Ventures Founder and CEO。ニューヨーク州立大学を卒業後、BI・ERPソフトウェアのベンダにてコンサルタント及びエンジニアとして従事。国内外企業の信用調査・リスクマネジメント・及び個人与信管理モデルの構築などに携わる。その後、スタートアップ支援を行う企業・サムライインキュベートにて、スタートアップ70社以上の出資、バリューアップ・イグジットを経験した。その後、米国Plug and Playの日本支社立ち上げ及びCOOに就任し、150社以上のグローバルレベルのスタートアップを採択・支援。出産を経て、2020年Yazawa Venturesとして独立。

VCは社会全体を幸せにする良いモデル

矢澤さんのように、国内で女性ベンチャーキャピタリストがファンドの代表を務めるケースは、とても珍しい。

 

矢澤さんは日本の「働く」をどう変えようとしているのか。またそれは、女性の社会参画へどのようにつながっていくのだろうか。

 

「実はVCというのは、社会全体が幸せになる循環を作るとても良いモデルなのです。私は『5得』と呼んでいます」と、矢澤さんは話す。

 

「投資家から資金を預かったVCは、事業を立ち上げたばかりのスタートアップに投資します。スタートアップは顧客をハッピーにしないと事業が儲からないので、顧客のために必死で頑張ります。

 

つまり事業が軌道に乗れば、一般の人たちがハッピーに。さらにスタートアップが増えていくと、新しいサービスが次々に生まれ、さまざまな課題が解決していく流れができ上がります。『市民』『スタートアップ』『投資家』『VC』『社会』の5得で社会全体が幸せになる仕組みなのです」

 

関係者すべてがメリットを享受するスタートアップ投資だが、業界が男性優位という状況は変わっていない。だが、少しずつ女性キャピタリストや女性起業家も増えてきた。女性の台頭による変化を次のように語る。

 

「女性起業家が増えることによって、たとえばヘルスケアや教育、保育の問題など、これまで目が向けられなかった社会課題を解決しようという動きが高まると思います。そして、そうしたスタートアップが増えれば増えるほど、課題の解決率も上がっていく。よりフラットな社会に変わっていくはずです」

 

女性にとって生きやすい社会は、男性にとっても居心地のいい社会。だからこそ、女性だけに推進を任せるのではなく、社会全体で応援する意識が必要だと矢澤さんはいう。

 

「男性ばかりの社会にもつらいことはありますよね。一家の大黒柱として頑張らなくてはいけないとか、職場で上司に飲みにいくことを強要されるとか。女性が入ることで、それおかしくない?と言語化され、嫌なことは嫌だと言える空気が作られていく。閉じられた社会に、一石を投じることができると思うのです。

 

女性と男性が同じ立場で、同じ目線で働くことができるようになれば、『俺が働いているんだからお前は黙って家事をしろ』といった、モラハラ的な男性の発言も減っていくでしょう。多様性を進めるということは、総じて男性も楽になれるということだと思います」

 

(写真AC)

資金調達にダイバーシティ対策が求められる理由とは

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リディラバジャーナル編集部
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子どもの発達障害、構造化マップを公開
2023年4月16日

※この投稿はリディラバジャーナルの会員限定FBグループ「リディラバジャーナル企画室」からの転載です。*****みなさん、こんにちは!!!リディラバジャーナルの井上です。

今週はとても嬉しいことがあったので、ご報告させてくださいm(_ _)m

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構造化。テーマは「子どもの発達障害」
2023年4月7日

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早くも4月ですね。あっという間に過ぎ去る日々に「!?!?」という感じですが、今日も今日とて、リディラバジャーナルのご案内です。

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編集部メンバーの想いを公開しました
2023年3月26日

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編集部の井上です。今日は、

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「無戸籍」当事者の声を聞いてほしい。
2023年3月26日

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2〜3月は3年ぶりの構造化特集の復活ということで、「無戸籍」をテーマに構造化特集をお届けしてきました。

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CONTENTS
intro
ホームレス
no.
1
no.
2
若年介護
no.
3
no.
4
奨学金
no.
5
no.
6
差別
no.
7
no.
8
観光
no.
9
no.
10
子どもの臓器提供
no.
11
no.
12
都市とコロナ
no.
13
no.
14
ICT教育
no.
15
no.
16
産後うつ
no.
17
no.
18
宇宙
no.
19
no.
20
戦争
no.
21
no.
22
人工妊娠中絶
no.
23
no.
24
緊急避妊薬
no.
25
no.
26
テロリスト・ギャングの社会復帰
no.
27
no.
28
社会起業家
no.
29
no.
30
海上自衛隊
no.
31
no.
32
プロジェクト
no.
33
ソーシャルビジネス
no.
34
教員の多忙化
no.
35
no.
36
性的マイノリティ
no.
37
no.
38
出所者の社会復帰
no.
39
no.
40
ワクチン
no.
41
no.
42
薬物依存
no.
43
no.
44
性の悩み
no.
45
no.
46
リブランディング
no.
47
no.
48
少年犯罪
no.
49
no.
50
学校教育
no.
51
no.
52
LGBT
no.
53
no.
54
スロージャーナリズム
no.
55
no.
56
ソーシャルセクター
no.
57
no.
58
教育格差
no.
59
no.
60
メディア
no.
61
大人の学び
no.
62
no.
63
地方創生
no.
64
no.
65
家族のかたち
no.
66
no.
67
他者とのコミュニケーションを考える
no.
68
no.
69
地方創生
no.
70
no.
71
地方創生
no.
72
no.
73
非正規雇用と貧困
no.
74
no.
75
他者とのコミュニケーションを考える
no.
76
no.
77
家族のかたち
no.
78
no.
79
他者とのコミュニケーションを考える
no.
80
no.
81
地球温暖化対策
no.
82
no.
83
就労支援
no.
84
no.
85
1年の振り返り
no.
86
no.
87
動物との共生
no.
88
no.
89
行政のデジタル化
no.
90
no.
91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
no.
95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
100
no.
101
温暖化対策
no.
102
no.
103
組織論
no.
104
no.
105
キャリア
no.
106
no.
107
復興
no.
108
no.
109
コミュニティナース
no.
110
no.
111
MaaS
no.
112
no.
113
地球温暖化
no.
114
セックスワーカー
no.
115
no.
116
感染症とワクチン
no.
117
no.
118
大学生の貧困
no.
119
no.
120
温暖化対策
no.
121
no.
122
同性婚
no.
123
no.
124
フェアトレード
no.
125
no.
126
シェアハウス
no.
127
no.
128
飲食業
no.
129
感染症とワクチン
no.
130
no.
131
国際報道
no.
132
no.
133
社会的養護
no.
134
no.
135
認知症
no.
136
no.
137
入管法
no.
138
no.
139
国際問題
no.
140
no.
141
コミュニティ
no.
142
no.
143
コミュニティ
no.
144
no.
145
コミュニティ
no.
146
no.
147
吃音
no.
148
no.
149
コンサル×社会課題解決
no.
150
no.
151
いじめ
no.
152
no.
153
社会課題×事業
no.
154
no.
155
社会課題×映画
no.
156
no.
157
感染症とワクチン
no.
158
no.
159
社会教育士
no.
160
no.
161
山岳遭難
no.
162
no.
163
支援者支援
no.
164
no.
165
いじめ
no.
166
no.
167
ゲーム依存
no.
168
no.
169
トランスジェンダーとスポーツ
no.
170
no.
171
うつ病患者の家族
no.
172
no.
173
パラスポーツ
no.
174
no.
175
代替肉
no.
176
no.
177
弱いロボット
no.
178
no.
179
戦争継承
no.
180
no.
181
女性の社会参画
no.
182
no.
183
子どもの居場所
no.
184
no.
185
感染症とワクチン
no.
186
no.
187
デジタル社会
no.
188
no.
189
若年女性の生きづらさ
no.
190
no.
191
ゼブラ企業
no.
192
no.
193
多胎児家庭の困難
no.
194
no.
195
ソーシャルイノベーション
no.
196
no.
197
ジェンダー
no.
198
no.
199
毒親
no.
200
no.
201
葬儀
no.
202
no.
203
感染症とワクチン
no.
204
no.
205
子どもの安全
no.
206
no.
207
優生思想
no.
208
no.
209
感染症とワクチン
no.
210
no.
211
障害
no.
212
no.
213
水産資源
no.
214
no.
215
教育格差
no.
216
no.
217
障害と性
no.
218
no.
219
医療
no.
220
no.
221
シングルマザー
no.
222
no.
223
多文化共生
no.
224
no.
225
誹謗中傷
no.
226
no.
227
児童労働
no.
228
no.
229
不登校
no.
230
no.
231
政治
no.
232
no.
233
食料危機
no.
234
no.
235
お金と社会課題
no.
236
no.
237
震災
no.
238
no.
239
まちづくり
no.
240
no.
241
精子提供
no.
242
no.
243
選挙
no.
244
アロマンティンク・アセクシュアル
no.
245
クラウドファンディング
no.
246
レイシャルプロファイリング
no.
247
子育てと科学的根拠
no.
248
高齢者雇用
no.
249
介護
no.
250
no.
251