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公開日: 2021/10/14(木)

「見えにくい」ゆえの困難と現状――多胎児家庭の孤立に迫る(前編)

公開日: 2021/10/14(木)
公開日: 2021/10/14(木)

「見えにくい」ゆえの困難と現状――多胎児家庭の孤立に迫る(前編)

公開日: 2021/10/14(木)

双子や三つ子など、同時に複数の子どもを妊娠することを「多胎」という。

 

一人が産まれる単胎も多胎も、妊娠・出産・子育てにおいてさまざまな大変さがあることは間違いない。しかし、多胎の場合はさらに特有の医学的・社会的な困難が発生することは、まだまだ知られているとはいえない。

 

前編では、多胎児家庭の支援を行う一般社団法人「関東多胎ネット」理事・多胎ファミリーの会「Tokyo Twins Mommy」代表で、自身も年子と双子の三人の子育てをしている髙濱沙紀さんに、多胎妊娠の医学的リスクや、外からは見えにくい多胎児家庭特有の困難さについて、それらを取り巻く背景も含めて聞いた。
 

 

※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた2021/9/24のライブ勉強会「なぜ見えない?多胎児家庭の孤立に迫る〜双子や三つ子を育てるということ〜」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。

 

<髙濱沙紀さん>
一般社団法人関東多胎ネット理事/都内多胎ファミリーの会Tokyo Twins Mommy代表。
年子で双子を出産し25歳で3児の母となる。双子妊娠中にTokyo Twins Mommyを立ち上げるが、多胎支援の無さ、地域格差を痛感し、関東圏内の多胎サークル代表達と関東多胎ネットを設立。

多胎児の出産や支援の現状

厚生労働省によれば、双子・三 つ子などの多胎出産の件数は2017年には約9900件だった。同年の出産件数が全体で94万1000人であることを考えると、多胎出産の確率は約1%。100人の母親のうち1人は双子や三つ子を出産するということになる。

 

また近年の不妊治療の発達や普及も、多胎妊娠の増加と関係していると考えられている。

 

これは排卵誘発剤を使用した場合、複数の卵子が同時に受精する可能性があることや、体外受精で妊娠率を高めるため、複数の受精卵を子宮に移植する方法が採られることがある、といった背景がある。

 

そうした状況であるにも関わらず、多胎妊娠の医学的リスクなどについてだけではなく、多胎児を育てることの難しさ、大変さも社会に認知されているとは言い難い。

 

年子と双子の三人の子育てをしている髙濱さんは、こう話す。

 

「多胎育児はマイノリティ育児と言われることもあります。1%と少ない中での孤立感、孤独感もあります。妊娠中にインターネットで情報収集したりもしましたが、やはり情報も少ないんです」

 

(写真 髙濱沙紀さん)

  

 厚生労働省は多胎妊婦や多胎児家庭への支援を手厚くする方針を明らかにしており、すでに各自治体の「育児サポーター事業」に対して一定額の補助を行うなどの対応を始めている。

 

育児サポーターとは、妊娠中や出産間もない母親のもとに育児経験を持つ保育士等が訪問し、育児の相談に乗ったり直接的なサポートを行ったりする無料の福祉サービスだ。

 

自治体によってはさらに多胎児家庭を対象とした支援制度を用意しているところもあるが、その数は決して多くないうえ、都市部と地方で支援の有無や充実度が変わるなど、地域格差もある。

 

また多胎児の出産件数が少ないため、単胎児の子育てのように経験者や専門家に気軽に悩みを相談したり経験を聞いたりする機会も少ない。

 

多胎児の子育てサークルである「多胎サークル」は、孤立しやすい傾向にある多胎児家庭に対し、当事者同士がつながり合い、情報や経験、思いを共有するための場をつくる草の根的な活動を行っている。

多胎出産の医学的リスクと支援の課題

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産後うつ
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人工妊娠中絶
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緊急避妊薬
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テロリスト・ギャングの社会復帰
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68
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地方創生
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70
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地方創生
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非正規雇用と貧困
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他者とのコミュニケーションを考える
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家族のかたち
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他者とのコミュニケーションを考える
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動物との共生
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88
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90
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91
温暖化対策
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92
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93
動物との共生
no.
94
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95
地方移住
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96
no.
97
動物との共生
no.
98
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99
温暖化対策
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100
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101
組織論
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102
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キャリア
no.
104
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105
復興
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106
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コミュニティナース
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108
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MaaS
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地球温暖化
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セックスワーカー
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113
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感染症とワクチン
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大学生の貧困
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温暖化対策
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コミュニティ
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コミュニティ
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感染症とワクチン
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山岳遭難
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いじめ
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うつ病患者の家族
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パラスポーツ
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戦争継承
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子どもの居場所
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183
感染症とワクチン
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184
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デジタル社会
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186
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187
若年女性の生きづらさ
no.
188
no.
189
ゼブラ企業
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190
no.
191
多胎児家庭の困難
no.
192
no.
193
ソーシャルイノベーション
no.
194
no.
195
ジェンダー
no.
196
no.
197
毒親
no.
198
no.
199
葬儀
no.
200
no.
201
感染症とワクチン
no.
202
no.
203
子どもの安全
no.
204
no.
205
優生思想
no.
206
no.
207
感染症とワクチン
no.
208
no.
209
障害
no.
210
no.
211
水産資源
no.
212
no.
213
教育格差
no.
214
no.
215
障害と性
no.
216
no.
217
医療
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218
no.
219
シングルマザー
no.
220
no.
221
多文化共生
no.
222
no.
223
誹謗中傷
no.
224
no.
225
児童労働
no.
226
no.
227
不登校
no.
228
no.
229
政治
no.
230
no.
231
食料危機
no.
232
no.
233
お金と社会課題
no.
234
no.
235
震災
no.
236
no.
237
まちづくり
no.
238
no.
239
精子提供
no.
240
no.
241
選挙
no.
242
アロマンティンク・アセクシュアル
no.
243
クラウドファンディング
no.
244
レイシャルプロファイリング
no.
245
子育てと科学的根拠
no.
246
高齢者雇用
no.
247
介護
no.
248
no.
249