no.
196
ソーシャルイノベーション
2021/10/21(木)
イノベーションは平凡の掛け合わせで生まれる――アイデアをカタチにするために必要なこと(前編)
2021/10/21(木)
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ソーシャルイノベーション
2021/10/21(木)
イノベーションは平凡の掛け合わせで生まれる――アイデアをカタチにするために必要なこと(前編)
2021/10/21(木)

「社会課題を解決したい」。たとえそう思ったとしても、まず何から始めればいいかわからないと悩む人は多いだろう。
 

そんな中、会社員時代からパラレルワーカーとして多数の社会的なプロジェクトに携わってきた人物がいる。子ども食堂への支援や子どもに向けたSDGs解説本の監修などを行う秋山宏次郎さんだ。

 
今回は、秋山さんがこれまでに携わってきたプロジェクトの話とともに、新しいアイデアがどのように生み出されるのかについて詳しく伺った。

 

※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた2021/9/23のライブ勉強会「アイデアを掛け合わせて仕組みをつくる〜ソーシャルイノベーションの起こし方〜」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。

 

<秋山宏次郎さん>
一般社団法人こども食堂支援機構 代表理事。SDGsオンラインフェスタ・ソーシャルイノベーションディレクター、企業版ふるさと納税の新たな活用モデル構築検討戦略会議・学識委員。企業から食品の寄付やフードロスを集め全国のこども食堂に200万食以上を提供。大手企業の社員時代から他社や行政に様々な提案をし、内閣府認定の官民連携優良事例(全国5選)など、20以上の新規プロジェクト発起人として多くの案件を実現に導く。その他、大学での授業、講演、執筆活動まで幅広く活動するパラレルワーカー。

廃棄される非常食を子ども食堂に

秋山さんのパラレルワーカーとしての活動は、大手通信会社の会社員時代から始まった。

 
「当時、仕事で防災・減災関連のクラウドシステム構築に関わる機会があったのですが、そこで防災業界には無駄が多いと気づきました。 


その一つが非常食です。たとえば東京だと、従業員の3日分の飲料水・食料を備蓄することが条例で努力義務とされています。多くの企業は、賞味期限が近づくと、大量の非常食を捨ててしまいます。

 

他方で世の中には、食料がほしい人はたくさんいます。なら双方をマッチングすればいいと思い、内閣府がちょうど防災事業アイディアを公募していたので応募したところ、表彰されたんです」

 

(秋山宏次郎さん)

 

ところが、表彰はされたものの企業から予算は下りず、事業化されることはなかった。

 
「そんな状況を毎日新聞の知人に伝えたところ、非常食の有効活用に関するシンポジウムをさせてもらうことになりました。


食料が必要なプレーヤーとして子ども食堂の人が聞きに来てくれて、たまたまTBSが非常食をたくさん捨ててしまうタイミングだったので、両者を繋げたんです」


結果、秋山さんは子ども食堂を通じて6000食の非常食を届けることに成功。ただ当初は、このプロジェクトを一回限りで終えるつもりでいたという。その思いを変えたのは、子どもたちから寄せられた手紙だった。

 

「『美味しかったよ』『ありがとう』と書いてあったんです。自分が本気を出したら6000食より2、3桁多く食料を支援できると確信し、その手紙に心を動かされて子ども食堂支援機構という法人を始めることにしました。

 
あくまで中間支援をする法人なので、自分たちで子ども食堂を運営するのではなく、全国で子ども食堂を開いている人たちを応援しています。

 
捨てられそうになっている食品を中心に、食料や寄付を集めて全国に配送しています。これまでに200万食以上、全国の子ども食堂に送ってきました」

 

子ども支援から非常食の刷新へ。繋がる課題

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編集長からのメッセージ
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CONTENTS
intro
ホームレス
no.
1
no.
2
若年介護
no.
3
no.
4
奨学金
no.
5
no.
6
差別
no.
7
no.
8
観光
no.
9
no.
10
子どもの臓器提供
no.
11
no.
12
都市とコロナ
no.
13
no.
14
ICT教育
no.
15
no.
16
産後うつ
no.
17
no.
18
宇宙
no.
19
no.
20
戦争
no.
21
no.
22
人工妊娠中絶
no.
23
no.
24
緊急避妊薬
no.
25
no.
26
テロリスト・ギャングの社会復帰
no.
27
no.
28
社会起業家
no.
29
no.
30
海上自衛隊
no.
31
no.
32
プロジェクト
no.
33
ソーシャルビジネス
no.
34
教員の多忙化
no.
35
no.
36
性的マイノリティ
no.
37
no.
38
出所者の社会復帰
no.
39
no.
40
ワクチン
no.
41
no.
42
薬物依存
no.
43
no.
44
性の悩み
no.
45
no.
46
リブランディング
no.
47
no.
48
少年犯罪
no.
49
no.
50
学校教育
no.
51
no.
52
LGBT
no.
53
no.
54
スロージャーナリズム
no.
55
no.
56
ソーシャルセクター
no.
57
no.
58
教育格差
no.
59
no.
60
メディア
no.
61
大人の学び
no.
62
no.
63
地方創生
no.
64
no.
65
家族のかたち
no.
66
no.
67
他者とのコミュニケーションを考える
no.
68
no.
69
地方創生
no.
70
no.
71
地方創生
no.
72
no.
73
非正規雇用と貧困
no.
74
no.
75
他者とのコミュニケーションを考える
no.
76
no.
77
家族のかたち
no.
78
no.
79
他者とのコミュニケーションを考える
no.
80
no.
81
地球温暖化対策
no.
82
no.
83
就労支援
no.
84
no.
85
1年の振り返り
no.
86
no.
87
動物との共生
no.
88
no.
89
行政のデジタル化
no.
90
no.
91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
no.
95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
100
no.
101
温暖化対策
no.
102
no.
103
組織論
no.
104
no.
105
キャリア
no.
106
no.
107
復興
no.
108
no.
109
コミュニティナース
no.
110
no.
111
MaaS
no.
112
no.
113
地球温暖化
no.
114
セックスワーカー
no.
115
no.
116
感染症とワクチン
no.
117
no.
118
大学生の貧困
no.
119
no.
120
温暖化対策
no.
121
no.
122
同性婚
no.
123
no.
124
フェアトレード
no.
125
no.
126
シェアハウス
no.
127
no.
128
飲食業
no.
129
感染症とワクチン
no.
130
no.
131
国際報道
no.
132
no.
133
社会的養護
no.
134
no.
135
認知症
no.
136
no.
137
入管法
no.
138
no.
139
国際問題
no.
140
no.
141
コミュニティ
no.
142
no.
143
コミュニティ
no.
144
no.
145
コミュニティ
no.
146
no.
147
吃音
no.
148
no.
149
コンサル×社会課題解決
no.
150
no.
151
いじめ
no.
152
no.
153
社会課題×事業
no.
154
no.
155
社会課題×映画
no.
156
no.
157
感染症とワクチン
no.
158
no.
159
社会教育士
no.
160
no.
161
山岳遭難
no.
162
no.
163
支援者支援
no.
164
no.
165
いじめ
no.
166
no.
167
ゲーム依存
no.
168
no.
169
トランスジェンダーとスポーツ
no.
170
no.
171
うつ病患者の家族
no.
172
no.
173
パラスポーツ
no.
174
no.
175
代替肉
no.
176
no.
177
弱いロボット
no.
178
no.
179
戦争継承
no.
180
no.
181
女性の社会参画
no.
182
no.
183
子どもの居場所
no.
184
no.
185
感染症とワクチン
no.
186
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187
デジタル社会
no.
188
no.
189
若年女性の生きづらさ
no.
190
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191
ゼブラ企業
no.
192
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193
多胎児家庭の困難
no.
194
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195
ソーシャルイノベーション
no.
196
no.
197
ジェンダー
no.
198
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199
毒親
no.
200
no.
201
葬儀
no.
204