「誹謗中傷は規制で解決」の考えに潜むリスク――法律から考えるネット上の誹謗中傷(前編)
「誹謗中傷は規制で解決」の考えに潜むリスク――法律から考えるネット上の誹謗中傷(前編)
近年、ネット空間を中心に誹謗中傷の問題が深刻化している。
2020年には、テレビ番組「テラスハウス」での振る舞いをきっかけに、数多くの誹謗中傷を受けた木村花さんが自ら命を断ち、悲しみとともに大きな話題を呼んだ。
このような事件を受け、誹謗中傷に対しては法律での厳罰化を望む声も少なくない。
そこで今回は、武蔵野美術大学教授であり、憲法研究者の志田陽子さんにインタビュー。
誹謗中傷の問題を法律の観点から見ていく。
前編では、「誹謗中傷のコメントを発信できないように法律で規制を強める」という考え方では問題解決が進みにくい背景を語る。
※取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われたライブ勉強会「誹謗中傷の抑止、対処はなぜ難しい?〜法規制の視点から考える〜」で行われました。
憲法と芸術関連法にまたがる問題として、文化的衝突をめぐる憲法問題、とくに「表現の自由」と多文化社会の問題を扱っている。’00年から’07年までは、アメリカの「文化戦争」と呼ばれる現象に関連する憲法問題を取りあげて理論研究を行った。’07年以後は、より広く多文化社会と差別的文化と憲法理論との関係を研究対象としている。’12年以後は、これと併せて芸術・文化政策に関連する憲法問題を研究対象としている。
twitterアカウント:@YyYySinger
(志田さん)
木村花さんの自殺と眞子さまのPTSD
近年の事件で生まれた変化
20年には木村花さんの自殺という悲しい事件があり、21年には秋篠宮眞子内親王が小室圭さんとの結婚を巡り数多くの誹謗中傷を受け、複雑性PTSDと診断されていると明らかにした。
これらの出来事によって、誹謗中傷に対する社会の認識が変わったと志田さんは分析する。
「20年の木村花さんの自殺は非常に胸の痛む出来事でした。この事件によって、誹謗中傷の問題が議論されるようになりましたが、まだこの段階では『(花さんが)SNSなんて見なければよかったじゃないか』『本人の気の持ちようの問題だろう』といったように、誹謗中傷を行う側ではなく、被害者である花さんに原因があるとする論調も一定数見られました。
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1月1日、能登半島地震が発生しました。亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われたすべての方にお見舞い申し上げます。
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続きをみるみなさんこんにちは、リディラバの鈴木です!今回は、リディラバジャーナルで公開中の構造化特集「地域医療」の冒頭をこちらのnoteでも公開します。何かあったら病院で治療が受けられる。私たちの「当たり前」を維持するために、様々な課題を抱えながら尽力する医療現場の姿を知ってもらえたら嬉しいです。
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******みなさん、こんにちは!担当した構造化特集「地域医療 超高齢化社会に必要な『撤退戦』」が本日より公開となりました!今日は特集内には書いていない、特集に込めた思いをご紹介させてください。
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今週はとても嬉しいことがあったので、ご報告させてくださいm(_ _)m
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早くも4月ですね。あっという間に過ぎ去る日々に「!?!?」という感じですが、今日も今日とて、リディラバジャーナルのご案内です。
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2〜3月は3年ぶりの構造化特集の復活ということで、「無戸籍」をテーマに構造化特集をお届けしてきました。
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