no.
85
就労支援
2021/2/10(水)
「社内に100の職種を」採用・ジョブローテーションにかける想い――働くを叶える組織と仕組み(後編)
2021/2/10(水)
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85
就労支援
2021/2/10(水)
「社内に100の職種を」採用・ジョブローテーションにかける想い――働くを叶える組織と仕組み(後編)
2021/2/10(水)

前編では、株式会社ローランズ 代表取締役の福寿満希さんに、同社が進めてきた社会貢献事業や障害者雇用の実態について伺った。

 

後編では、障害者雇用を促進する取り組みや、同社が東京都と進めている中小企業による障害者共同雇用の仕組みについて、引き続き福寿さんに解説していただいた。

 

※本記事は、「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた1/8のライブ勉強会『花で障がい者の可能性を広げる〜障がい者の”働く”を考える〜』の内容をもとに記事化した前編です。リディ部について詳しくはこちら

 

<福寿満希さん>
大学在学時の特別支援学教育実習にて、社会的な壁により働くが叶わない子どもたちの存在と、仕事の選択肢の少なさに衝撃を受ける。2013年、株式会社LORANS.(ローランズ)を設立し無店舗タイプのフラワービジネスを開始。2016年、一般社団法人ローランズプラスを設立し就労継続支援A型事業所を開所。都内に3店舗あるフラワーショップをはじめとした従業員60名のうち45名は障がいや難病と向き合うスタッフを雇用し、日々運営を行っている。2019年、東京都国家戦略特区と連携し「障がいの共同雇用」開始のため、ウィズダイバーシティ有限責任事業組合を設立。障がい者雇用にハードルを感じる中小企業とチームとなり、新しい雇用創出のあり方を提案している。

「誰もが自分色に輝いて働く職場」を実現したい

障害者雇用の課題の一つに、企業が法定雇用率をクリアすることだけにとらわれ、単なる「数合わせ」になっているという指摘がある。

 

しかし福寿満希さんは、障害の有無にかかわらず、誰もが自分色に輝いて働く職場づくりに取り組んできた。採用やジョブトレについても、障害者が継続して働けるようにとさまざまな方法を模索してきた。

 

働くことの意義は、単に収入を得ることだけではない。福寿さん自身、社会人になり仕事をして、初めて自分が必要とされる喜びを知った。

 

だからこそ障害のある人にも、“誰でもできる仕事”ではなく、“夢見た仕事”や“自分だからこその仕事”で働ける環境を作り出していきたいと考えている。

 

(写真 福寿満希さん)

 

「働くことは大変なこともあるけれど、誰かの役に立つことができたり、求められたりと、幸せを感じることも多くありますよね。『あなたたちにお願いしてよかった』という言葉は本当に嬉しい。仕事は自分を変えてくれる魔法だと思うのです」

 

ローランズでは、たとえばグリーンの装飾の仕事があった場合に、デザインから施工まで、すべて当事者が関わりながら仕事をしている。

 

「現場には、アシスタントとして入ってもらい、目で見て学ぶことから始めてもらいます。イベント会場のグリーン装飾のような、スケールの大きいものを納品できたときには、感動や満足感も大きい。花や緑には人を癒す力があると改めて感じているところです。徐々に責任のある仕事を任せていきますが、そういった仕事を任されること自体が初めてという方が多く、大変ながらもたくましく取り組む横顔をたくさん見てきました」と福寿さんは振り返る。

当事者一人ひとりの可能性を広げる採用術

またローランズでは、さまざまな仕事をつくり出したり、各業務を細分化したりと、個人の適性に合う仕事に出合いやすくする工夫をしている。

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CONTENTS
intro
ホームレス
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1
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2
若年介護
no.
3
no.
4
奨学金
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5
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6
差別
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7
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8
観光
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9
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10
子どもの臓器提供
no.
11
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12
都市とコロナ
no.
13
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14
ICT教育
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15
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16
産後うつ
no.
17
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18
宇宙
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19
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20
戦争
no.
21
no.
22
人工妊娠中絶
no.
23
no.
24
緊急避妊薬
no.
25
no.
26
テロリスト・ギャングの社会復帰
no.
27
no.
28
社会起業家
no.
29
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30
海上自衛隊
no.
31
no.
32
プロジェクト
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33
ソーシャルビジネス
no.
34
教員の多忙化
no.
35
no.
36
性的マイノリティ
no.
37
no.
38
出所者の社会復帰
no.
39
no.
40
ワクチン
no.
41
no.
42
薬物依存
no.
43
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44
性の悩み
no.
45
no.
46
リブランディング
no.
47
no.
48
少年犯罪
no.
49
no.
50
学校教育
no.
51
no.
52
LGBT
no.
53
no.
54
スロージャーナリズム
no.
55
no.
56
ソーシャルセクター
no.
57
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58
教育格差
no.
59
no.
60
メディア
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61
大人の学び
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62
no.
63
地方創生
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64
no.
65
家族のかたち
no.
66
no.
67
他者とのコミュニケーションを考える
no.
68
no.
69
地方創生
no.
70
no.
71
地方創生
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72
no.
73
非正規雇用と貧困
no.
74
no.
75
他者とのコミュニケーションを考える
no.
76
no.
77
家族のかたち
no.
78
no.
79
他者とのコミュニケーションを考える
no.
80
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81
地球温暖化対策
no.
82
no.
83
就労支援
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84
no.
85
1年の振り返り
no.
86
no.
87
動物との共生
no.
88
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89
行政のデジタル化
no.
90
no.
91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
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95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
100
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101
温暖化対策
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102
no.
103
組織論
no.
104
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105
キャリア
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106
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107
復興
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108
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109
コミュニティナース
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110
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111
MaaS
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112
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113
地球温暖化
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セックスワーカー
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115
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116
感染症とワクチン
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118
大学生の貧困
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119
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120
温暖化対策
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121
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122
同性婚
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123
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124
フェアトレード
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125
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シェアハウス
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128
飲食業
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129
感染症とワクチン
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130
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131
国際報道
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132
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133
社会的養護
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134
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135
認知症
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137
入管法
no.
138
no.
139
国際問題
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140
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141
コミュニティ
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142
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143
コミュニティ
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144
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145
コミュニティ
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吃音
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148
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149
コンサル×社会課題解決
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no.
151
いじめ
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152
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153
社会課題×事業
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154
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155
社会課題×映画
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156
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157
感染症とワクチン
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158
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社会教育士
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160
no.
161
山岳遭難
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162
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163
支援者支援
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164
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165
いじめ
no.
166
no.
167
ゲーム依存
no.
168
no.
169
トランスジェンダーとスポーツ
no.
170
no.
171
うつ病患者の家族
no.
172
no.
173
パラスポーツ
no.
174
no.
175
代替肉
no.
176
no.
177
弱いロボット
no.
178
no.
179
戦争継承
no.
180
no.
181
女性の社会参画
no.
182