no.
135
社会的養護
2021/5/28(金)
子どもの声を社会に届けるには――社会的養護の課題と現実(後編)
2021/5/28(金)
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135
社会的養護
2021/5/28(金)
子どもの声を社会に届けるには――社会的養護の課題と現実(後編)
2021/5/28(金)

社会的養護(※)のもと暮らす日本の若者たちは、18歳になると施設や里親家庭を離れ自立していく。そんな中、より良い社会的養護を実現していくために、経験者であるユースが声を上げ、制度を変える原動力になろうとしている。

 

※社会的養護:保護者がいない、または保護者による養育が難しいと判断された子どもを、公的責任によって施設や里親のもとで養育・保護するとともに、養育に困難を抱える家庭への支援を行うこと。児童福祉法では、社会的養護下での養育措置は原則18歳までと決められている

 

後編では、社会的養護のもとで育つ子どもと若者の当事者団体・IFCA(NPO法人インターナショナル・フォスターケア・アライアンス)の取り組みに触れながら、当事者に必要な支援について永野咲さんに聞いた。

 

※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた4/23のライブ勉強会「地域で子どもを育てる〜実親でも里親でもない新しい関係性〜」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。

 

※リディラバジャーナルでは構造化特集「児童養護施設」を掲載しています。より詳しい施設への入所背景や内実、退所後の課題などについてはこちらをお読みください

 

<永野 咲さん>
東洋大学大学院福祉社会デザイン研究科博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。日本学術振興会特別研究員(DC2,PD)等を経て、2020年から武蔵野大学 人間科学部 社会福祉学科 講師。NPO法人インターナショナル・フォスターケア・アライアンス(https://ifcajapan.org)副理事長。著書に『社会的養護のもとで育つ若者のライフチャンス−選択肢とつながりの保障、「生の不安定さ」からの解放を求めて−』明石書店(2017年)。

「自分の経験から社会を変えたい」。ユースが取り組むアドボカシー

NPO法人インターナショナル・フォスターケア・アライアンス(IFCA)は、アメリカのワシントン州シアトルで生まれた、社会的養護の当事者(ユース)が活動する国際団体だ。永野さんは、IFCAの日本法人で当事者の若者の声を社会に届ける活動を支援している。

 

前編で触れたとおり、社会的養護のもとで暮らす子どもたちはさまざまな困難を抱えている。

 

自分の人生を自分で選ぶことができない環境に追いやられてしまっていることや、親に甘えたり、褒められたり、思うことを自由に発言したりといった関係性を築く機会を奪われてきたため、自分の意思を表明することが難しいことなどだ。

 

永野さんは「おかしいと声をあげたら叩かれる、身の危険を感じるという経験は抑圧されてきた人々に共通している問題です。

 

IFCAのユースプロジェクトは、17歳から27歳ぐらいの若者が中心となり、社会的養護のもとで暮らす子どもたちの『声にならない声』をどうやって社会に伝えていくのかという課題に挑戦しています」と話す。

 

ベースにあるのは「自分の人生を自分で決めたい、これからの子どもたちの未来のケアを変えたい」というユースたちの思いだ。

 

子どもの福祉は他の福祉サービスとはある一点で大きく異なっている。それは、18歳でサービスが終了してしまうこと。どんなにつらい経験をしてきても、まだ支援が必要な状態であっても期限が限られるということだ。

 

「だからこそ社会的養護下にあるうちに、こうして欲しいという気持ちを汲み取ってもらい、丁寧なケアを受けることが重要なのです」と永野さんは訴える。

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編集長からのメッセージ
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CONTENTS
intro
ホームレス
no.
1
no.
2
若年介護
no.
3
no.
4
奨学金
no.
5
no.
6
差別
no.
7
no.
8
観光
no.
9
no.
10
子どもの臓器提供
no.
11
no.
12
都市とコロナ
no.
13
no.
14
ICT教育
no.
15
no.
16
産後うつ
no.
17
no.
18
宇宙
no.
19
no.
20
戦争
no.
21
no.
22
人工妊娠中絶
no.
23
no.
24
緊急避妊薬
no.
25
no.
26
テロリスト・ギャングの社会復帰
no.
27
no.
28
社会起業家
no.
29
no.
30
海上自衛隊
no.
31
no.
32
プロジェクト
no.
33
ソーシャルビジネス
no.
34
教員の多忙化
no.
35
no.
36
性的マイノリティ
no.
37
no.
38
出所者の社会復帰
no.
39
no.
40
ワクチン
no.
41
no.
42
薬物依存
no.
43
no.
44
性の悩み
no.
45
no.
46
リブランディング
no.
47
no.
48
少年犯罪
no.
49
no.
50
学校教育
no.
51
no.
52
LGBT
no.
53
no.
54
スロージャーナリズム
no.
55
no.
56
ソーシャルセクター
no.
57
no.
58
教育格差
no.
59
no.
60
メディア
no.
61
大人の学び
no.
62
no.
63
地方創生
no.
64
no.
65
家族のかたち
no.
66
no.
67
他者とのコミュニケーションを考える
no.
68
no.
69
地方創生
no.
70
no.
71
地方創生
no.
72
no.
73
非正規雇用と貧困
no.
74
no.
75
他者とのコミュニケーションを考える
no.
76
no.
77
家族のかたち
no.
78
no.
79
他者とのコミュニケーションを考える
no.
80
no.
81
地球温暖化対策
no.
82
no.
83
就労支援
no.
84
no.
85
1年の振り返り
no.
86
no.
87
動物との共生
no.
88
no.
89
行政のデジタル化
no.
90
no.
91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
no.
95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
100
no.
101
温暖化対策
no.
102
no.
103
組織論
no.
104
no.
105
キャリア
no.
106
no.
107
復興
no.
108
no.
109
コミュニティナース
no.
110
no.
111
MaaS
no.
112
no.
113
地球温暖化
no.
114
セックスワーカー
no.
115
no.
116
感染症とワクチン
no.
117
no.
118
大学生の貧困
no.
119
no.
120
温暖化対策
no.
121
no.
122
同性婚
no.
123
no.
124
フェアトレード
no.
125
no.
126
シェアハウス
no.
127
no.
128
飲食業
no.
129
感染症とワクチン
no.
130
no.
131
国際報道
no.
132
no.
133
社会的養護
no.
134
no.
135
認知症
no.
136
no.
137
入管法
no.
138
no.
139
国際問題
no.
140
no.
141
コミュニティ
no.
142
no.
143
コミュニティ
no.
144
no.
145
コミュニティ
no.
146
no.
147
吃音
no.
148
no.
149
コンサル×社会課題解決
no.
150
no.
151
いじめ
no.
152
no.
153
社会課題×事業
no.
154
no.
155
社会課題×映画
no.
156
no.
157
感染症とワクチン
no.
158
no.
159
社会教育士
no.
160
no.
161
山岳遭難
no.
162
no.
163
支援者支援
no.
164
no.
165
いじめ
no.
166
no.
167
ゲーム依存
no.
168
no.
169
トランスジェンダーとスポーツ
no.
170
no.
171
うつ病患者の家族
no.
172
no.
173
パラスポーツ
no.
174
no.
175
代替肉
no.
176
no.
177
弱いロボット
no.
178
no.
179
戦争継承
no.
180
no.
181
女性の社会参画
no.
182
no.
183
子どもの居場所
no.
184
no.
185