no.
238

震災
公開日: 2022/5/12(木)
更新日: 2022/9/26(月)
更新日: 2022/9/26(月)
「避難」を「逃げ」だと捉えてしまう苦しみ――精神科医が語る被災者のメンタルヘルス支援(前編)
公開日: 2022/5/12(木)
更新日: 2022/9/26(月)
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238

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公開日: 2022/5/12(木)
更新日: 2022/9/26(月)
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「避難」を「逃げ」だと捉えてしまう苦しみ――精神科医が語る被災者のメンタルヘルス支援(前編)
公開日: 2022/5/12(木)
更新日: 2022/9/26(月)
更新日: 2022/9/26(月)
東日本大震災発生から11年が経過したが、現在もなお避難生活を続けている人や、心の傷が癒えていない人も多い。
特に、原発事故が起きた福島県では、住民同士の価値観の違いなどから生まれた分断もあった。
今回は、福島県立医科大学医学部教授であり、精神科医として東日本大震災被災者のメンタルヘルス支援にも携わってきた前田正治さんにインタビュー。
前編では、東日本大震災発生後の被災者支援や、当事者の声などについて聞く。
※取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われたライブ勉強会「『私と3.11』を語ることの意味と難しさ〜メンタルヘルス支援の現場から〜」で行われました。
前田正治さん
福島県立医科大学医学部 災害こころの医学講座 主任教授、放射線医学県民健康管理センター 健康調査・県民支援部門長、ふくしま心のケアセンター 副所長。
1984年、久留米大学医学部卒業。同大准教授を経て、2013年より現職。専攻は災害精神医学、精神医学的リハビリテーション。
ガルーダ航空機墜落事故(1996年)、えひめ丸米原潜沈没事故(2001年)等で被災者の精神保健調査・支援の責任者を務めた。
現在は福島県立医大において、放射線医学県民健康管理センター・こころ生活習慣調査の責任者を務めているほか、新型コロナウイルス感染症対策にも関わっている。日本トラウマティック・ストレス学会会長を2010年から3年間務めた。
著書として、「心的トラウマの理解とケア」じほう出版、「生き残るということ」星和書店、「PTSDの伝え方:トラウマ臨床と心理教育」誠信書房、「福島原発事故がもたらしたもの」誠信書房、「遠隔支援スキルガイド」誠信書房ほか。
福島県立医科大学医学部 災害こころの医学講座 主任教授、放射線医学県民健康管理センター 健康調査・県民支援部門長、ふくしま心のケアセンター 副所長。
1984年、久留米大学医学部卒業。同大准教授を経て、2013年より現職。専攻は災害精神医学、精神医学的リハビリテーション。
ガルーダ航空機墜落事故(1996年)、えひめ丸米原潜沈没事故(2001年)等で被災者の精神保健調査・支援の責任者を務めた。
現在は福島県立医大において、放射線医学県民健康管理センター・こころ生活習慣調査の責任者を務めているほか、新型コロナウイルス感染症対策にも関わっている。日本トラウマティック・ストレス学会会長を2010年から3年間務めた。
著書として、「心的トラウマの理解とケア」じほう出版、「生き残るということ」星和書店、「PTSDの伝え方:トラウマ臨床と心理教育」誠信書房、「福島原発事故がもたらしたもの」誠信書房、「遠隔支援スキルガイド」誠信書房ほか。
(前田正治さん)
「この震災の影響は10年続く」
前田さんの直感
精神科医として、PTSDやトラウマに関する災害精神医学を専門とする前田さんは、1996年のガルーダ航空機墜落事故や、2001年のえひめ丸米原潜沈没事故において、被災者の精神保健調査・支援の責任者を務めてきた。
そして、2011年3月11日に発生した東日本大震災でも、被災者のメンタルヘルス支援に携わった。
「東日本大震災が起きたとき、漠然と『この震災の影響は、この先10年は続くだろうな』と思いました。
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